ゴエモンのつぶやき

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和泉の障害者施設、自転車ヘルメット100個贈る

2015年10月17日 17時51分38秒 | 障害者の自立

 和泉市の知的障害者通所授産施設「やよい園」理事長の藤原安雄さん(70)と長男の敬一さん(43)が、自転車用のヘルメット100個(50万円相当)を、「交通事故をなくす運動」和泉市推進協議会に寄贈した。

 同市などを管轄する和泉署管内では交通死亡事故が3年間起きておらず、2人は「今後も死者ゼロが続くよう、事故防止に役立ててほしい」と話している。

 同施設では、通所者が道に迷うなどした際、署員が捜索にあたるケースがあるという。恩返しをしたいと考えていた藤原さん親子が市民の安全に貢献できればと、ヘルメットを同市や同署など33団体でつくる協議会に寄贈することにした。

寄贈されたヘルメット(和泉市で)

寄贈されたヘルメット(和泉市で) 

2015年10月16日 Copyright © 

障害者援護で知事表彰

2015年10月17日 17時29分59秒 | 障害者の自立

小山恭子さん(戸川在住)   支え合いの心で継続

 神奈川県は9月30日、2015年度神奈川県障害者自立更生者・更生援護功労者を発表。秦野市では小山恭子さん(67・戸川在住)が更生援護功労者に選ばれ、10月4日に行われた表彰式(座間市)で知事表彰を受けた。今年の受賞者は県内で6人。

 小山さんは、知的障害のある人の支援や支援者同士の連携を図る市民団体「秦野市手をつなぐ育成会(相原和枝会長)」に所属しており、長年活動に貢献してきた功績が称えられ、今回受賞が決まった。ダウン症の長男を支えたいと、約25年前に入会した小山さん。会報作りは入会した直後から担当し、活動報告などを発信してきた。表彰を受けて小山さんは、「長く携わってきただけです。周りの方たちの支えがあったからこそ」と微笑んだ。

 会の活動は、支援に関する情報共有や防災講演会、会員同士の親睦を図るバス旅行などを行っている。子どもの支援とともに、親同士の繋がりが強くお互いに支え合ってきたという。近年はネット上での情報収集の普及などが理由で入会人数が減少しているというが、「仲間たちとおしゃべりしていると励みになります。育成会のお母さんたちは、みんな元気ですよ」と、顔を見ながら一緒に活動する同会の魅力を話した。

 現在小山さんは、夫と長男(43)と3人暮らし。昨年、自身が足の手術をして不自由な生活を強いられたが、その時、心からの支えになったのは長男だった。「自然に出てくる優しさに、薬よりも痛みが緩和されました」と、嬉しそうに振り返った。

表彰状を持ち笑顔を見せる小山さん

タウンニュース       2015年10月15日


国体と障害者大会「融合」 基本構想

2015年10月17日 17時23分32秒 | 障害者の自立

23年佐賀開催で

 2023年に佐賀県で開かれる国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の基本構想が15日、決まった。両大会の「融合」を掲げ、「誰もがスポーツを楽しみ、語る」といった大会後の将来像も示したのが特徴。県準備委員会は250人規模の総会を年1回開くほか、常任委員会や専門委員会を設ける組織の拡大を決め、本格的な準備に入る。

 基本理念は「両大会に関わるすべての人々が、最高のパフォーマンスを発揮し、誰もが自分のスタイルでスポーツを楽しみ共感し合える喜びを、佐賀から発信する大会」と位置付けた。

 理念を実現するため、可能な形で両大会の融合を図ったり、誰もがスポーツを楽しむスタイルを根付かせたりと、九つの取り組みを列挙し、具体的な内容も例示した。

 大会が残す「さがんレガシー(遺産)」として、(1)誰もがスポーツを楽しみ・語るさが(2)アスリートが活躍するさが(3)スポーツツーリズムの拠点さが-を明記した。構想の最後には、大会から年月を経たある家族の会話形式で将来像を分かりやすく示している。

 県が全国で初めて両大会を一つの構想にまとめる指針を定め、基本構想作成委員会が両大会を通して共感、共鳴、一体感が生まれるように融合をキーワードに案を作った。県準備委員会が15日、承認した。

 組織拡大に伴う常任委員会は40人程度とし、専門委員会は「施設・競技」「輸送・交通」「式典」などの分野で今年から随時立ち上げる。

2015年10月16日      佐賀新聞