ゴエモンのつぶやき

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地域で頑張る障害者ら紹介 県職員が取材「ニュースレター」

2015年12月12日 19時08分36秒 | 障害者の自立

 県は本年度、地域で活躍する障害者や支援者らを紹介する「ニュースレター」の作成を始めた。県職員が直接取材し、生き生きとした表情を描いている。福祉サービスに取り組む県内の事業所や法人にメールで配信している他、県のホームページにも掲載している。

「現場の声、政策に生かす」

 取材、編集を担っているのは県障害福祉課参事の二日市聖子さん(52)。県職員は市町村職員と比べて、当事者や家族らの声を直接聞く機会が少ないという。現場の意見を肌で感じ、県の福祉政策に生かそうと取り組み始めた。
 8月から毎月1回のペースで、これまでに計4回発行した。各号とも印刷すればA4サイズ、2枚分の内容で、スポーツや仕事に励む障害者、新しくオープンした事業所などを写真を交えて紹介。障害者福祉に関する行事やイベント予告も載せている。
 「いろんな分野で頑張る人たちを多くの人に知ってほしい。障害がある人は特別ではなく、地域を構成する身近な存在だと感じてもらえればうれしい」と二日市さん。
 現場に足を運ぶことで「人脈は広がっている」と手応えを感じつつ、「一見すると整っている政策も、時代の変化とともに不十分な点が生じている。可能な限り発行を続けて、現場の声を反映した政策を講じたい」と話している。

地域で活躍する障害者らを取材し、「ニュースレター」を作成している県障害福祉課参事の二日市聖子さん=県庁

※この記事は、12月10日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

 

23人が食中毒、ウェルシュ菌検出 蓮田の障害者施設で入所者ら

2015年12月12日 19時05分21秒 | 障害者の自立

 県は10日、社会福祉法人みぬま福祉会が運営する蓮田市黒浜の障害者支援施設「大地」で、施設入居者と職員計23人が食中毒の症状を訴え、うち10人からウェルシュ菌が検出されたと発表した。県は食中毒と断定、食品衛生法に基づいて大地の給食施設を同日から12日までの3日間、停止処分にした。23人は全員快方に向かっているという。

 県食品安全課によると、23人は3日午後6時ごろ、「豚肉しょうが焼き丼」や「アサリの吸い物」などを食べた。その後、下痢や腹痛などの症状が現れたため、施設が幸手保健所に通報した。ウェルシュ菌は土壌などに広く分布する菌で熱に強く、100度の加熱でも死滅しない。調理後に適切に冷却せずに放置すると、40~50度で急速に増殖するという。

2015年12月10日     埼玉新聞


教職員対応マニュアルのモデル案

2015年12月12日 18時05分35秒 | 障害者の自立

2016(平成28)年4月から障害者差別解消法が施行されることを受けて、国立大学の集まりである国立大学協会は、大学がどのような対応をすべきかを示した教職員対応マニュアルのモデル案を作成しました。障害のある学生などが、どんな支援を大学側から受けられるのかを例示しているのが大きな特徴です。

障害者差別解消法は、国公立学校について障害者に対する「合理的配慮」の提供を義務付けています(私立学校は努力義務)。どのような対応が「合理的配慮」として受けられるのかについては、当コーナーでも文部科学省の「対応指針」日本学生支援機構の「支援・配慮事例」などを紹介してきましたが、具体的事例がわかりづらい面もありました。
国大協の「教職員対応要領(雛形<ひながた>)」は、各国立大学が障害のある学生などに対するマニュアルを策定する際のモデルとして作成されたもので、障害者にどのような支援や配慮をするべきかを網羅的に示した豊富な具体例を「留意事項」として盛り込んでおり、大学進学を希望する障害者やその保護者などにとっても参考になるものとなっています。

まずモデル案は、障害があることを理由にして、受験、入学、授業の受講、学生寮への入寮などを大学が拒否することは「不当な差別的取扱い」になると明記しています。さらに、手話通訳やノート代筆者などの「情報保障手段を用意できない」という理由で、障害のある学生に対して、授業の受講、実習などへの参加を拒否することも「不当な差別的取扱い」に該当するとしています。一方、障害のある学生に対する合理的配慮の具体例としては次のようなものが挙げられています。

●図書館、コンピューター教室、実験・実習などの施設・整備を他の学生と同様に利用できるよう改善すること
●移動に困難のある学生が参加している授業で、使用する教室をアクセスしやすい場所に変更すること
●授業などさまざまな機会において、手話通訳、ノートテイク、パソコンノートテイクなどの情報保障を行うこと
●授業中に教員が使用する資料を事前に提供し、事前に一読したり、読みやすい形式に変換したりする時間を与えること
●口頭の指示だけでは伝わりにくい場合、指示を書面で伝えること
●学外実習において、合理的配慮の提供が可能な機関での実習を認めること
●授業中、ノートを取ることが難しい学生に、板書を写真撮影することを認めること

もちろん、合理的配慮の範囲や内容は、各大学が障害のある学生と話し合いながら個別に決めることになるため、具体例がそのまま実施されるとは限りません。しかし、国大協が合理的配慮の具体例として示したということは、その実施を期待しているということを意味しているともいえます。

私立大学の場合、合理的配慮の提供は努力義務となりますが、具体例として国大協が示した内容は、大学が実施すべきものとして一定の重みを持つことになりそうです。障害のある子どもやその保護者、進路指導関係者などは、大学における合理的配慮の具体例を知っておくべきでしょう。

 2015/12/10     Benesse 教育情報サイト

女子高生、障害者を無断撮影しSNSに投稿

2015年12月12日 17時58分58秒 | 障害者の自立

 JRの車内で顔に障害がある女性を無断で撮影し、インターネット上のSNSに投稿したとして北海道・札幌市に住む17歳の女子高校生が書類送検された。

 侮辱罪の疑いで書類送検されたのは札幌市に住む17歳の女子高校生。女子高校生は今年8月、JRの車内で顔に障害がある16歳の女性をスマートフォンのカメラで無断で撮影し、「笑いとまんない、死ぬ」という言葉とともにインターネット上のSNSに投稿した疑い。警察によると投稿された写真はすでに削除されているという。

 調べに対し女子高校生は「笑いのネタにしたかった。面白半分でのせてしまった」と容疑を認めているという。

2015年12月10日    日テレNEWS24


「障がい者福祉のつどい」尊厳持って生活を

2015年12月12日 17時53分33秒 | 障害者の自立

 飯田市身体障害者福祉協会(木下勝夫会長)はこのほど、「第54回障がい者福祉のつどい」を東栄町の飯田勤労者福祉センターで開いた。会員と来賓ら約100人が参加。1927年生まれの本年度米寿者31人の表彰や講演、アトラクションなどを行った。

  12月3―9日までの障害者週間にあわせ「共に生きる社会をめざして」をテーマに毎年実施。身体障害者が自分の生活を自分の意思で選択、決定、実行して社会参加を目指すとともに、家族と楽しく1日を過ごすことを目的に開催している。

  はじめにあいさつに立った木下会長は、来年4月に施行される「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)に言及し「障害者であっても社会の一員として尊厳を持って生活できることを目指し、障害への理解度を上げることが大切にされている。同じ障害を持つ者として意識し、取り組んでいきたい」と語った。

  続いて米寿者に記念品が贈呈された。出席者のうち、上郷支部の男性が代表であいさつ。18歳の時に満州で終戦を迎えたことを振り返り「きょうを迎えることができたのは皆さんのおかげ。今回の表彰を糧に健康長寿を目指したい」と謝辞を述べた。

  来賓祝辞に続き、市危機管理室防災係長が「災害から命を守る~災害弱者と避難のあり方~」と題して講演。アトラクションでは、モンゴル出身の佐々木ハスゲレルさんが民族楽器ヤッタカでモンゴルの歌を披露した。

2015年 12月 11日     ミナミシンシュウ.jp