ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

熊本の施設、前代表が障害者に性的虐待 市が処分

2015年12月27日 03時10分51秒 | 障害者の自立

 熊本市は25日、施設入所者への性的虐待があったとして、一般社団法人恵灯会が運営するグループホーム「グレイス新南部」(熊本市東区)を来年1月1日から1年間、新規利用者の受け入れ停止処分にし、発表した。

 市障がい保健福祉課によると、同法人の60代の男性前代表理事が施設管理者をしていた5~7月の間、知的障害のある入所者の女性と性行為を少なくとも1回行ったという。8月下旬、女性が市に相談して発覚。女性は「いやだと言ったが、断れなかった」と話しているほか、その後の調査で前代表が認めたことなどから、虐待と認定した。

 前代表は責任を取り、8月末で辞職。市に対し、「魔が差した。大変申し訳ないことをした」などと話しているという。

 施設はマンションの4、5階にあり、身体、精神、知的障害者14人が入所している。

2015年12月26日    朝日新聞デジタル


佐賀駅トイレがUDにリニューアル

2015年12月27日 03時04分11秒 | 障害者の自立

老若男女に使いやすく

 佐賀市のJR佐賀駅構内のトイレが障害者や高齢者、小さな子ども連れの家族らだれもが使いやすいユニバーサルデザイン(UD)のトイレにリニューアルされた。25日、現地で完成披露会があり、山口祥義知事らが新たに取り入れたアイデアや新機能について説明を受けた。

 駅構内のトイレは、以前から段差などがないバリアフリー設計だったが、佐賀の玄関口の駅トイレをUDのシンボル的な存在にしようと改装した。

 新たなトイレは県視覚障害者団体連合会や佐賀大大学院医学系研究科の松尾清美准教授らのアイデアを取り入れた。県や市が費用の一部補助、JR九州が費用負担や保守管理を担い、鹿島市や多久市に工場があるメーカー「LIXIL」が最新の機器を提供した。

 県が掲げる「子育てし大県佐賀」の考えに基づき、男子・女子用トイレとも赤ちゃんを座らせるベビーキープやおむつ替え用ベッドを設置した。女子トイレに男子の子ども用の小便器を設置するなど従来なかった設備を加え、子ども連れの利用者の利便性を高めた。障害者や高齢者が利用する多目的トイレには、介助シートや人工肛門の保有者向けの設備を充実させた。

 披露会には約20人が参加した。山口知事は「画期的な機能により、UDが県内でさらに普及するきっかけになれば」と期待を込めた。

多目的トイレで担当者から説明を受ける山口祥義知事(右から3人目)

2015年12月26日      佐賀新聞


借り上げ復興住宅 明け渡し求め最終通知 神戸市

2015年12月27日 02時57分24秒 | 障害者の自立

 阪神・淡路大震災の被災者向けに神戸市が民間所有者らから借り上げた復興住宅で、来年1月30日に初めて20年の返還期限を迎える住宅の入居者に対し、同市は25日にも、公営住宅法に基づき明け渡しを求める最終の「通知書」を内容証明郵便で送る方針を決めた。

 同市が都市再生機構(UR)から借り、市内の借り上げ復興住宅で最も早く期限が来る「キャナルタウンウェスト1~3号棟」(同市兵庫区)の3世帯。

 同市は、85歳以上▽要介護3以上▽重度障害者-の継続入居要件に当てはまらない世帯には、他の市営住宅をあっせんする制度を設け、転居を促している。「キャナル-」では昨年3月に受け付けを始め、応募していなかった8世帯に今年6月4日付で明け渡しを求める通知を送った。

 その後、5世帯が同制度に申し込んだが、3世帯は継続入居を希望。同市は、返還期限まで1カ月近くに迫ったため、あらためて明け渡し請求を通知することにした。

 兵庫県内の借り上げ復興住宅で最初に返還期限を迎えた西宮市の「シティハイツ西宮北口」では、9月30日の期限後も7世帯が継続入居を求めている。

時計2015/12/25     神戸新聞NEXT


性同一性障害のフィットネス会員提訴 「人格を全否定」

2015年12月27日 02時53分09秒 | 障害者の自立

 心身ともに女性として生活する京都市の40代経営者が、フィットネスクラブから戸籍上の性別である男性としての利用を求められ人格権を侵害されたとして、運営元のコナミスポーツクラブ(本社・東京)に472万円の賠償を求めて25日、京都地裁に提訴した。

 提訴後に会見した経営者は未成年の子や妻がいて、性同一性障害特例法の規定により戸籍の性別変更ができない事情を説明。「人格を全否定された気持ち。私たちのような人に幸せになる権利はないのか」と訴えた。コナミは「訴状の内容を確認し次第、適切に対処したい」とコメントした。

 訴えによると、経営者は2009年に京都府内のクラブに男性として入会。12年に性同一性障害と診断され、昨年3月に女性への性別適合手術を受けた。クラブ側に女性用の更衣室やトイレの利用を求めたが断られ、戸籍上の性別での利用に同意を求められた。

2015年12月25日    朝日新聞デジタル


大病克服夫婦で真心カフェ

2015年12月27日 02時46分34秒 | 障害者の自立

 ともに大病を克服した下関市菊川町下大野の先本琢男さん(75)と妻みす江さん(67)夫婦が、「前向きに生きたい」との思いで自宅を改装したカフェレストランが今月、開店から丸3年を迎えた。夫婦の温かい人柄と、自家栽培の野菜を使ったメニューが評判だ。「『おいしかった』という客の言葉を励みに、細く長く続けたい」と口をそろえる。

 店名は「森の中のテラスオープンカフェ菜の葉」。イノシシも顔を見せる自然豊かな環境にある。大根、ゴボウなど旬の野菜や魚を生かした日替わりランチ(デザート・飲み物付きで800円)や、ピザセット(500円)などを提供。みす江さんは調理、琢男さんは野菜栽培や接客などを担当する。

 開店は、障害者施設で指導員としてパンなどを焼いていたみす江さんが、趣味の料理を生かそうと温めてきた計画だった。ところが、2011年に乳がんが発覚。琢男さんも心筋梗塞を患い、2度の手術を経験した。2人は夢の成就を希望に、闘病を続けた。

 12年春に体調が戻り、自宅の改修を開始。半年間かけて、台所の拡張や子供部屋の改造などを終え、同年12月の開店にこぎ着けた。

 開店直後から、女性客を中心に口コミやインターネットで評判が広がり、市外からも客が訪れる。常連客で近くに住む手嶋真二さん(73)は「もてなしの心を感じる」と魅力を話す。

 夫婦はレストラン営業だけでなく、住民が集うサロンやパン教室も主宰し、多忙な日々を送る。「楽しむのが長続きの秘けつ」と琢男さん。みす江さんも「新たな仲間もできた。地域のにぎわい作りにも役立ちたい」と笑顔を見せる。

 営業は木~日曜の午前11時~午後3時。座席は座敷を含め20席で予約制。年内は27日まで、年始は1月7日から。問い合わせは同店(083・287・2431)へ。

笑顔を見せるみす江さん(右)と琢男さん(右から2人目)の夫婦

笑顔を見せるみす江さん(右)と琢男さん(右から2人目)の夫婦

2015年12月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun