無資格ヘルパー派遣 小樽社協の運営事業所 支援費不正受給か(03/19 16:01)
【小樽】小樽市社会福祉協議会が経営する訪問介護事業所「たんぽぽ」(京谷唯四郎管理者)が、視覚障害者の移動介助を行うガイドヘルパーで無資格者を派遣し、小樽市から障害者支援費を不正受給した疑いがあるとして、道が監査に入っていたことが十九日、分かった。道は不正が判明すれば支援費返還を求めるとしている。
関係者によると、問題とされているのは、支援費制度が始まった二〇〇三年四月から〇六年九月の間に派遣した二人。当時、ヘルパーの資格は二十時間以上の研修を受けるか、〇三年三月末時点で半年以上の視覚障害者の居宅介護の実務経験があることを道に申告し、資格証明書が必要だったが、二人はどちらの証明書も持っておらず、無資格だった可能性がある。
同事業所の記録によると二人は視覚障害者三人に延べ三百七十一回派遣された。京谷管理者は「資格証明書がないのは確か。認識が足りなかった」とし、道は「派遣実績を調査中」としている。
支援費制度の下でのガイドヘルパー派遣は、障害者が事業所と契約を結び、市が支援費を事業所に払う。障害者自立支援法の本格施行後の〇六年十月からは、ガイドヘルパーの資格は義務づけられていない。
【小樽】小樽市社会福祉協議会が経営する訪問介護事業所「たんぽぽ」(京谷唯四郎管理者)が、視覚障害者の移動介助を行うガイドヘルパーで無資格者を派遣し、小樽市から障害者支援費を不正受給した疑いがあるとして、道が監査に入っていたことが十九日、分かった。道は不正が判明すれば支援費返還を求めるとしている。
関係者によると、問題とされているのは、支援費制度が始まった二〇〇三年四月から〇六年九月の間に派遣した二人。当時、ヘルパーの資格は二十時間以上の研修を受けるか、〇三年三月末時点で半年以上の視覚障害者の居宅介護の実務経験があることを道に申告し、資格証明書が必要だったが、二人はどちらの証明書も持っておらず、無資格だった可能性がある。
同事業所の記録によると二人は視覚障害者三人に延べ三百七十一回派遣された。京谷管理者は「資格証明書がないのは確か。認識が足りなかった」とし、道は「派遣実績を調査中」としている。
支援費制度の下でのガイドヘルパー派遣は、障害者が事業所と契約を結び、市が支援費を事業所に払う。障害者自立支援法の本格施行後の〇六年十月からは、ガイドヘルパーの資格は義務づけられていない。