ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

パラサイクリング「魅力知って」 伊豆で30日開幕

2015年10月31日 02時22分29秒 | 障害者の自立

 伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで30日から来月1日まで、日本初となる国際自転車連合公認の障害者自転車競技国際大会「ジャパンパラサイクリングカップ」が開催される。大会を支える関係者や選手にとって初の“ホーム”での国際試合。「日本人の活躍や競技の魅力を多くの人に見てもらいたい」―。認知度向上への願いも込め、大会に臨む。
 出場するのはアジアや欧州の8カ国39人。日本からは今年の世界選手権の金メダリスト藤田征樹選手(30)ら14人が参加。中国やポーランドなどからも世界選手権の優勝経験者が名を連ね、レベルの高い大会となりそうだ。30、31日にトラック、1日にロードの各競技を行う。
 会場となる同センターは、整った練習環境を求めて普段から全国各地の選手がやって来る。大会を主催する日本パラサイクリング連盟の権丈泰巳理事長(43)は2月、選手強化や東京五輪を見据えた競技普及のため伊豆の国市に転居し、連盟の拠点を移した。福岡県に妻子を残し、経営する会社も売却。同市内にマンションを借りた。選手が滞在できる部屋を用意し、管理栄養士による食事指導なども手配する。
 権丈理事長を突き動かすのは、前向きに競技に取り組む選手の姿。大学1年の時、所属する日本大自転車部で視覚障害者用の2人乗り自転車のサポートをして以来、関わりを続けてきた。「それぞれにつらい経験があっても懸命に打ち込んでいる。見ていてぐっとくる」と選手に温かいまなざしを向ける。
 選手も競技への強い思いを語る。浜松市出身の大城竜之選手(44)=東京都=は「視覚障害の自分でも自転車ができる。工夫と熱意で走る姿を見てほしい」。視覚障害の鹿沼由理恵選手(34)=同=も「海外の試合は結果しか伝わらない。今回は間近で感じてもらえる」と、関心が広がることを願っている。

 <メモ>パラサイクリング 障害者の自転車競技。障害の種類と使用する自転車によって四つの区分に分かれ、さらに障害の度合いで計13のクラスに分類される。障害の種類は大まかに四肢障害(切断、機能障害)、脳性まひ、視覚障害、下半身不随がある。種目は、トラックがタイムトライアル、パーシュート(追い抜き競走)、チームスプリントなど、ロードはタイムトライアル、チームリレー。

大会に向けて練習を重ねる出場選手=27日午後、

2015/10/29     @S[アットエス] by 静岡新聞


皇后さま、学生支援の版画展鑑賞 東京で

2015年10月31日 02時16分10秒 | 障害者の自立

 皇后さまは29日夜、東京都港区の東京アメリカンクラブを訪れ、女性留学生や視覚障害者の学費支援のために開かれる「第60回CWAJ現代版画展」のオープニングレセプションに出席し、作品の一部を鑑賞された。

 皇后さまは、60回を記念して若手作家を対象に行われたコンクールで大賞を受賞した版画家田中智美さん(28)の作品を楽しそうに鑑賞し、自ら案内した田中さんに「おもしろい。楽しく制作をされているようですね」と声を掛けた。

 版画展は、ボランティア団体のCWAJが、作品の販売収益で学生を支援するため、東京では30日から11月1日に開催。


「マルガリータで乾杯を!」(インド)

2015年10月31日 02時08分14秒 | 障害者の自立

人と違う自分の肯定

 障害を抱えて生きるとはどういうことか。インド人女性監督ショナリ・ボースが、正面から向き合った。

 障害者の恋愛や性についても、避けることなく見つめる。深刻になりそうな題材だが、常に前を向き、失敗を重ねつつも成長していくヒロインの姿を、爽やかに描き出した。

 脳性マヒを抱えるライラ(カルキ・コーチリン=写真)は、作家になる夢を胸に、インドの大学に通っていた。しかし失恋し、米国の大学に留学を決める。そこで、目の不自由なハヌム(サヤーニー・グプター)と出会う。いつしかライラは彼女に恋愛感情を抱き、一緒に住み始める。春休み、ハヌムと一緒に帰郷したライラは、母に2人が恋人同士だと告げる。

 ライラは明るく、強気でもある。一人でバスに乗り、大学で勉強し、作詞も手がける。そして恋もする。自由の利かない体ではあるが、少し夢見がちな普通の女の子。コーチリンはその様子を、自然に表現していた。

 自分が男性も女性も愛せることに気づいた彼女は、身体的障害とともに、性的マイノリティーとして、誤解と偏見に向き合わないといけない。母親の理解もなかなか得られない。彼女はその中で、人と違う自分というものを肯定し、受け入れていく。現実と対する姿を、ライラに寄り添いながら描き出す。

 ラストが印象的だ。カクテルを手に一人で乾杯する彼女の気持ちを、あなたならどう解釈するのか。観客に投げかけられているように感じた。1時間40分。シネスイッチ銀座など。

2015年10月30日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun



用品などの提供を 「ひまわりバザー」 作業所保護者会が呼び掛け

2015年10月31日 02時04分35秒 | 障害者の自立
 上野ひまわり作業所保護者会は11月29日午前10時から、伊賀市緑ケ丘中町の上野東小学校で「ひまわりバザー」を開くのを前に、バザー品の提供を11月9日まで募っている。 

 同事業所は、1988年に開所し、現在は100人以上が通所している。バザーは、障害者福祉活動の啓発の他、高齢者や見守りが必要な人が増えてきている現状から、安心して暮らせる施設を建設する資金を捻出しようと、毎年開いている。
 
 提供を呼び掛けているバザー用品は、日用品、食品、衣類、生花、野菜など販売可能なもの。同市緑ケ丘南町の「ひまわりデイセンターふっくりあ」に持ち込むか、電話をすれば取りに来てもらえる。
 
 当日はバザー用品の販売の他、作業所で制作したパンやクッキーなどの販売、模擬店なども並ぶ。時間は午後3時まで。
 
 問い合わせは同施設(0595・22・8600)へ。
 
YOU編集部 (2015年10月29日 14:11)

初めての燕市ボランティア・市民活動センター運営

2015年10月31日 01時54分03秒 | 障害者の自立

サポーター養成講座、明日育の長井さんが講義

燕市社会福祉協議会の燕市ボランティア・市民活動センターでは、3回コースで平成27年度ボランティア・市民活動センター運営サポーター養成講座を開いており、市民17人が受講している。

平成27年度ボランティア・市民活動センター運営サポーター養成講座の第2回
平成27年度ボランティア・市民活動センター運営サポーター養成講座の第2回

燕市ボランティア・市民活動センターは、活動をしたい、ほしいなどの相談、講座などを通じた活動の推進・啓発、地域の福祉体験講座、学校の総合学習や企業の社会貢献の支援、団体の支援、ボランティアだより『ポプラ』やホームページによる情報発信などを行う。

今回の講座は、文字通りボランティア・市民活動センターの運営サポーターを養成するもの。これまでもセンターはあったが、活動実態に乏しく有名無実な印象だった。ことし5月に旧吉田庁舎を改修した燕市民交流センターがオープンして燕市社協が入居したこともあり、センターの活動を活性化していこうと、初めて運営サポーターの養成講座を企画した。

講座は6日、20日、11月4日の計3回。市内のボランティア団体などから17人が受講している。初回は市社協に職員が講師とボランティアの基本について話したのに続き、20日の第2回は15人が出席し、NPO法人明日育(あすいく)=富山県黒部市=の常務理事、長井一浩さんが「ボランティアコーディネーションの理解」と「相談技術」のテーマで講義した。

第2回の講師、NPO法人明日育常務理事の長井さん
第2回の講師、NPO法人明日育常務理事の長井さん

長井さんは三重県・松阪市社会福祉協議会で災害ボランティア支援をはじめとする地域福祉活動全般に携わり、全国各地の災害や防災のイベントにアドバイザーなどとして参画。退職後に市民参加型の地域づくりを進める明日育を立ち上げる一方、障害者就労支援、地域貢献、環境保全、羽毛の安定供給などを結びつけた羽毛をリサイクルする「Green Down Project」の代表理事にも就いている。

そうしたこれまでの取り組みを長井さんは事例紹介のような形で紹介した。ボランティアは社会の足りない部分を補うというイメージが強いが、長井さんの取り組みはニーズを生み出すような能動的な新しい形のボランティア。受講生は燕市ならどんなアイデアがあるかと考えながら聴講していた。

また、長井さんはボランティアコーディネーターに求められる8つの力の中心には「つなぐ」があるとした。最終回の次回も長井さんを講師に11月4日午後1時半から市民交流センターで開き、「活動上の問題、課題と支援方法」のテーマで講義のあと、受講者に修了証を交付し、運営サポーターとして活動してもらう。

(2015.10.29)   ケンオー・ドットコム