ツクシとワラビ
水害や震災後
白川の周辺は
何年もずっと工事中だ
特に ここ数年は
工事も大掛かりで
川の周辺は
様変わりしている
それに伴い以前からあった
ツクシなどの野草の生育地が
かなり減ってきた
土手も河川敷も
頑丈で綺麗になったが
ツクシやたんぽぽ、
スミレなどまで減るかと思うと
ちょっと寂しい感じがする
そんな中
3月9日の今日は
河川敷の土手で
偶然ワラビを見つけた
ええっ、こんな所で!
と 驚きつつ
低い土手を見回して
3、40 本のワラビを摘んだ
長年続けていたツクシ取りを
断念した今年の春は
新型コロナウイルスのこともあり
鬱々した気分になりがちだが
思いがけないワラビの収穫に
ちょっと心も軽くなった
ps2020.3.9 草稿
最近疲れ気味のカミさんに
恐る恐るワラビを差し出したら
案に相違して
笑顔を見せたカミさんは
ワラビは好きだよ
食べたいと思っていたと言った
良かった 喜んでくれて
これで 我が家にも
春風が少し吹いて来た