新型コロナによる功罪
※日本の場合
( 画像は 焼き芋と唐揚げ弁当 2/9 )
日本では
新型コロナの第三波が
ようやく収まりつつあるが
まだまだ予断は許されない
しかし
気分的に中休みしたい今
気分転換として
いろいろ被害や不都合が続く中
敢えて新型コロナの功罪を
考えてみた
(時々は考えて来たことではある)
功罪の「罪」の方は
皆さんもお分かりだろうから
専らその「功(功績)」について
述べたいと思う
(1)感染症対策がわかってきた
※ 以前のサーズやマーズでは
日本は軽微で済んだが
今回 初めて被害が大きくなり
国を挙げて 全国民が
感染症の対策を本気になって
考えかつ取り組んだので
いずれまたやって来るだろう
次の感染症に対してのノウハウや
それまでの準備の心構えが
できていると考える
(2)日本の医療体制の不備や
問題点が露わになった(気づいた)
※ 感染症対策の専用施設、病床、
専門スタッフが全てに足りず
少ない感染者の割に それらの対策や
費用、医療面で 政府や省庁、
各企業、国民が 皆とても苦労した
また 経済面でひどい停滞が起きた
(3)医療器具や生活材などが
いかに他国の工場などに頼っているか、
また直ぐには国内で生産できないという
安全保障上からも もろに厳しい現実を
突きつけられることがわかった
※ 命に関わる資材や薬液などは
他国の企業や他国での生産には
頼れないし頼ってはいけないと思う
(4)パンデミックになると
どの国も助け合わないし
責任も取らないと言うことがわかった
※ コロナ禍に乗じて 儲けようとしたり
自国が優位な立場になろうと画策したり
各自の国や国民の倫理度や民度が
露骨に伺えるコロナ禍である
(5)人間の経済、生産活動を
見直す機会になった
※ 現在のコロナ禍も 元を辿れば
地球温暖化や地域の開発(森林や原野の開拓、埋め立て、ダムの建設、動植物の死滅や減少など)が遠因となっている
※ 工場や移動機関(自動車や飛行機、船、鉄道)による化石エネルギーの大量消費 *石油化学製品、金属製品、コンクリート製品の濫造と廃棄、投棄
※ 「人新世(じんしんせい)」の到来か?
これについては後日触れる予定
6 働き方を見直すきっかけとなった
※ リモートワーク、テレワーク、
在宅勤務の試みと定着化が進む
地方でも働く場がみつかることもある
※ デジタル化とIT化の推進と検証
※ いいことばかりではない
IT 化が進むと 行き過ぎた監視・
管理社会を招きかねない
※ ハイブリッドな働き方が志向される
7 家族の親密な濃密な時間を過ごせた
※ 家庭の事情によりけりだが
在宅勤務や残業なしの勤務などにより
家庭で過ごす時間が増えた人が
多いと思う 最初は 家庭で
どう過ごすかとか 家族と
どう向き合ったら良いかとかで
悩んだ人も多いと聞く
※ だが それぞれに創意工夫しながら
家庭や近隣で ワークスペースを
確保したり 適度な距離を保ったり
しながら 生活のペースを再構築した
人が多いのではないか
それに 定年後の暮らしのシミュレーションにもなるし(退職した私の経験からもそう思う)
8 日常生活のありがたさの再認識
※ 普段何気なくやり過ごしていた生活、
淡々としていて何の変化もないような
日々の暮らしに価値を見出すこともなく
過ごしていたが いざそれらが
困難になると 日常生活がいかに
大事でありがたいものであるか
我々は改めてそう認識したと思う
※ またエッセンシャルワーカーの存在と
社会を支え合っている人たちの存在を
改めて考えたのではないか?
また 働くことの意味や
互いに支えあうことの大切さも
ps 2021.2.10 草稿
NHKラジオ 午後カフェ
テーマ コロナで良かったことを
ヒントにして考えてみた
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