冬のミニ文芸(2)短歌と俳句 *冬日や疫病のこと
( 冬の落日、草ソリなど1/26〜29 )
目玉焼きゆるゆると落ちて春隣
(清風) (はるどなり)
※1/28 の日のこと 久しぶりに
目玉焼きみたいな夕日を見た
約15分位かけて 西の地に
沈んでいった 現在 地上で
疫病蔓延やら戦やらが
起こっていようが 太陽は
お構いなしに 朝に昇り
そして 夕に沈む‥
兄妹で土手を滑るぞ争ひて
堤で構えモアイの如く
(白川のカエル)
※1/27,28 の日のこと 2日続けて
母子4人が 河川敷の土手で
草ソリをしていた どちらも夕方で
日が落ちるまで ケンカしながらも
仲良く何度も滑っていた 私は
土手の下から 余りに微笑ましいので 愛用の一眼デジカメで コロナ禍の
オミクロンのことも忘れて
カシャ!カシャ!と😅
※今日(1/29)の夕方は 昨日見た土手で
数人の子どもたちが 昨日みたいに
保護者と一緒に草ソリを楽しんでいた
元気よく滑りながらはしゃいでいる
子どもたちの姿を見ると 私は
オミクロン株を吹き飛ばせ!と思った
ご飯より彼女が大事オスネコが
冬日の中をメス追いかけて
※1/28 うちの近所の河川敷に
半ノラの猫たちが 大勢屯している
その中の黒ちゃん♂が
美味しそうなご飯に目もくれず
メスを追いかけていったそうな‥😺
そういえば 最近猫の争う声が
聞こえてきて そろそろ猫の
求愛のシーズンだと気付いた
大寒の風に当たりて川を見る
川面ぴかぴか光の小粒
※1/31 に詠む*今年の大寒は1/20
私は毎日チャリンポ(自転車散歩)を
しているが 大寒前後の時期は
寒さもピークだけれど 川面を見ると
ぴかぴかと さざめくように光り
見るだけで 何だかじんわりと
暖かみが伝わってくるから不思議だ
コロナ禍も今がピーク⁇
河川敷で出会う子どもたちに
収束はもうすぐ、もうすぐだよと
心の中で呟きかけている‥
寒風に疫病忘れペダル漕(こ)ぐ
《疫病避けて》 (清風)
※2/2 今日は 2022.2.2 という
2並び5個の日 めでたいのかな?
ここは地方の小都市、しかも
ほとんど誰とも遭わない河川敷を
昼間にチャリンポする爺さん蛙 🐸
散歩の間は コロナを移し移される
ことは滅多にないだろう
散歩アプリを見ると 毎日1万歩前後を歩いていることになる
勿論 外出時はウイルス対策は怠りなく
今回の新型コロナパンデミックを
何とか無事に乗り切りたいものだと思う
コロナより肩竦(すく)ませし困窮者
網の目抜けてサラサラ落ちる
※1/31 率先して救うべき人たちは
気兼ねして生きている人多く
声を大にして窮状を訴えること少なくて
社会や行政や法の救いの手や網の目から
砂糖や砂つぶのようにサラサラと
こぼれ落ちている 周囲の人たちも
普段のようには余裕がなくて 見落とし 気づかず 例え知ってても
救いの手は中々差し伸べられずにいる
「自己責任」という耳触りの良い?
言葉が もう何年もこの世に
蔓延(はびこ)り 自分だけは違うと
思い込んでいるといつの間にか
この我が身も 対象者に
変わり果てているという悪夢が‥
ちっぽけなウイルスよりもちっぽけな
我らが配意(はいい)我が肝っ玉
※配意〜心配り、心配、配慮すること
ウイルスは 20〜300 nm の微粒子で
(Iナノメートル=1億分のIm)
生き物なのやら物質なのやら、
とてもシンプルかつ不明な病原体だ
そんな取るに足らないようなモノに
霊長類の人類が振り回されているのは
ある意味逆説めいているし また
滑稽でさえあるように思う
何はともあれ ステルス兵器のような
出所不明な厄介者の暴虐が
一日も早く収束することを
私らは願うのみである
ps 2022.1.29 草稿 2.1 /2.2 追記
普通「知らぬが仏」と世に言うが
「知らぬは怖い」と言うことも多い
今までの感染症や公害による病気でも
よくわからないことや知らないことで
感情的に恐れ 感染した人を
無闇に忌避し隔離して不合理に扱い、
科学的に恐れ 合理的に対応しようとは
しなかったように思う
そんな中でもそれらの菌やウイルス、
原因物質は見つけられ ワクチンや
治療薬なども開発されていくだろうと思う
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