哲ノート

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星を賣る店 -クラフト・エヴィング商會-

2014-03-26 00:09:32 | ちょっとそこまで。
「クラフト・エヴィング商會」

実は書籍の装丁デザインでよく眼にしていたのですが、名前までは関心がなく知らなかったです。

そんな「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会  星を賣る店」と題した展覧会が“せたぶん”世田谷文学館で行われています。



今回の訪問は“まったく未知”で“なんかやってるぞぉ”感覚での訪問でした。

「あれ、いつもと違うぞ」

平日の昼間なのにけっこう混んでいます。こんなに関心を集める展示会だったのか(名前すら知らなかった、ちょっと勉強不足でショック)

展示方法も普段とは違って、架空とも実在とも思われる「クラフト・エヴィング商會の棚卸し」と称してのこれまた架空なのか実在なのかどちらともいえない品物が並べられています。

 

クラフト・エヴィング商會って

2009年に映画化された小説『つむじ風食堂の夜』の著者でもある吉田篤弘さんと、その妻・吉田浩美さんのおふたりによるユニットです。趣向を凝らした様々な著作を発表する一方で、デザイナーとしておよそ1000冊を超える書籍・雑誌等の装丁を手掛け、世間を魅了し続けているのも彼らの特徴。
クラフト・エヴィング商會は、“架空のセレクトショップ”として“商品”を世に送り出しているため、その世界観はどこか摩訶不思議。ファンタジーのベールをかぶっているような異次元感と、触れると心地よい体温が感じられそうなあたたかさがあるのです

(紹介記事より)

展示品の後半に装丁された多くの書籍が展示されていました。これもこれもそれも…となにげなく見ていた本ですが、本の装丁は「読者の手」をのばすきっかけになるのですから大切ですよね。

そんな作品群のコンセプトになる品物を棚卸と称して一堂に見ることができる“おかしな”展覧会でした。
コメント
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