哲ノート

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天狗裁き -池袋演芸場十一月中席-

2016-11-18 23:41:28 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
11月は池袋演芸場へ…。

演者と距離が近くて、ライブ感があり、観客のレベルも高く、お互いに気が抜けない寄席の雰囲気があります。

今日も平日の昼席ですが通好みの観客で早い時間から席が埋まります。今回も最前列の席へ…。



演者と距離が近いもんですから、目と目が合って誰かに“いじられないかな…”という期待感と、なにか新しい発見を求めて最前列に陣取り4時間たっぷりと。

開口一番の前座さんの「道灌」から「鷺とり」「権助魚」「転失気」「啞(おし)の釣り」と続き、林家ペーさんの漫談もあったりしてライブ感一体感もあってけっこう盛り上がって進みます。

中入り後は一之輔師匠の「普段の袴」から扇遊師匠の「天狗裁き」、アサダ二世師匠の奇術(ここで“いじられないかな”と期待したんですが)

トリは“いっちょう懸命がんばります”の一朝師匠が「抜け雀」まで…よく知っている演目が続き、最後の最後までたっぷりと堪能しました。

そのなかで今日は自分の好きな演目のなかから「転失気」と「天狗裁き」があがりました。

どちらの演目も長講ではないにしても、話の筋がわかりやすいものであり、笑いをとりやすいものであり、演者もアレンジしやすい演目でもあります。

扇遊師匠の「天狗裁き」なんか、もう話のあらすじはわかっていますから、最前列の特権としてコトバとともに表情・しぐさを余裕をもって楽しみました。(足を投げ出してリラックス気分で)

やっぱり「池演」の最前列はいいなぁ…。
コメント
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