哲ノート

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ねずみ -末廣亭 八月上席-

2019-08-10 23:42:27 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
暑さが続く八月、ひさびさ末廣亭で落語を堪能します。(ここ最近池袋ばっかだったんで…)

休日なんでどうかなぁ…運よく最前列が空いていて居座ります。(ラッキー!!)

最前列って寄席の雰囲気・演者をのせるって役割もあって多少の緊張も必要だけど、「寄席を楽しむ」っていうライブ感がたまらなくて…

(今回も「にゃん子」さんの「のどぼとけ」(失礼!!)をまじまじとガン見しちゃいました。「見てんじゃないわよ…」なんて)



八月上席昼の部、開口一番の前座さんは「子ほめ」から、「権兵衛狸」「野ざらし」「宗論」「茗荷宿(初聴)」「代書屋」と続いて中入り。

色物も「今日はちゃんとやりますよ!!…」のアサダ二世師匠も“ちゃんと”手品やりましたし、小猫さんのフクロテナガザルも最高でした!!

中入り後は「出来心」「祇園祭り」ときて、トリの正蔵師匠は「ねずみ」であがりました。

今回は白酒師匠の「茗荷宿」が初聴でした。話の展開もわかりやすく、飽きずに最後のオチまで…「クスっ」とさせられるオチもよかったですね。

小ネタですけど、おもしろいネタに出会いました。

正蔵師匠の「ねずみ」。左甚五郎の逸話の中でも痛快でおもしろい噺です。

「えっ、あれ虎だったの。猫かと思った…」

いい話じゃないですか。明瞭でテンポも良く、後味良く心地よい気分で昼席が終わりました。

いろんな演者と演目を4時間半最前列で堪能しました。寄席はやっぱいいなぁ…。
コメント
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