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東新宿 金沢浴場に浸かる -銭湯をめぐる197-

2023-08-30 23:38:00 | 銭湯・温泉
大江戸線の東新宿駅で降ります、この周辺は武蔵野の台地が張り出した起伏のある土地であり、細くくねくねとした坂の多い路地が四方に延びていて、古くからの住宅街を形成しています。

駅から戸山公園のほうへ北上して住宅街の中に紛れ込むと、やがて象徴的な銭湯の煙突が見えてきます。

東新宿、正確には新宿7丁目にあるマンション銭湯「金沢浴場」を今回訪湯します。

一時営業を中止していたようですが、昨年再営業となり「いい湯」の噂をききつけ、さっそく・・・

前回訪湯した東北沢。石川湯(ここも井戸水でしたね)と同様に、起伏のある土地には良質な地下水が存在していて、今回の金沢浴場もその井戸水を利用した銭湯なんで、行く前からもう期待しちゃいます。



さっそくのれんをくぐり、カウンター形式の番台から脱衣所、そして浴室へ・・・

正面にはタイル状の浴室画が…、西洋風の建物には虹がかかり、山々に湖にはヨットが浮かんだ定番の風景。(ちなみに女湯側には飛行機が飛んでいます)

湯船の構成はバイブラ白湯(底には石が敷き詰められています)ジェット座湯と、あわせても4人まで入れるコンパクトなもの。

そして竹の装飾に囲まれ特別感を醸し出しているヒノキ風の白湯があります。(こちらも2人でいっぱいになります)

湯温はいずれも42度くらいで、入湯すると「ぬるっ」まではいかなくても、すべすべとやさしい湯で気持ちよいものです。

そして湯温はちょうどいいくらいですが、良質な井戸水だからでしょうか、すぐに発汗して温まるんですよね。

湯から出ても火照っちゃってクールダウンしたいところですが、涼むところがないんでカランに座って水をかぶります。

順々に交互浴しながら、カランで水をかぶり・・・を繰り返して時を過ごしました。



割と混み合う時間帯での入浴でしたんで、目と目でゆずりあいながら交互浴してゆきますが、気持ちよく温まりも良い湯なんで、ついついリラックスして長湯したくなる心持になります。

もういいかなぁ・・・と湯から出て脱衣所へ、なかなか汗が引かないんですよ、やはり泉質の効能ですかね。

銭湯から街中に出ると、ちょうど夕刻の風が気持ち良くてね、カラダも足取りも軽く感じられて新宿の街まで歩いちゃいました。

良質な湯に浸かって、ポッカポカでカラダもリフレッシュ、新宿・大久保の繁華街に近い金沢浴場、ほんといいお湯でした。












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