哲ノート

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本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語 -東京都写真美術館-

2023-08-29 22:05:00 | ちょっとそこまで。
写真・街中でのさりげないスナップには日頃から興味があり、今回訪問する“写美”東京都写真美術館(TOP MUSEUM)は自分にとっては“聖地”みたいなもんで、

特に企画展は要チェックの写真専門美術館です。

今回も気になる企画展が開催されているんで・・・さっそく。



美術館のエントランスにもオブジェのように演出展示されている「パリ市庁舎前のキス」(あまりにも有名)のロベール・ドアノー氏と日本の本橋成一氏

おのおのの作品を織り交ぜながら、その成り立ちと功績、推移を対比しながらの企画展

「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展

活動、活躍する国はもちろん、時代、時代背景は違いますが、写真・被写体にむける焦点・主眼点は近いものがあり、そんな作品群をあますことなく年代とともに展示されています。

展示会場内の言葉から・・・

本橋:生まれては消えてゆく「いのち」の中に 同じいのち、同じ人は絶対いない

ドアノー:写真は時間とともに 本の頁のあいだにはさまった小さな押し花を想いおこさせる力を担ってくる

本橋:写真や映像は相手に対する想いとイマジネーションだ。

ドアノー:相手をこよなく愛してこそ、写真を撮ることを許される

   

展示されているモノクロームの写真からは、単に表現されているだけでなく、その背景にある訴えと見る者に憶測・イマジネーションをおおいに与えてくれます。

ひととおり作品を拝観して、インパクトある写真群を目にしての帰路では、余韻も手伝って“なにか撮りたくなっちゃいます”、しかもモノクロームで・・・。

表現力・訴求力なんかでピリっとくるような、通好みの企画展を今回も堪能し拝観しました。


※恵比寿駅から“写美”までをあえてモノクローム写真でUPしました。
















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