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勝田新左衛門 -日本講談協会十二月定席-

2021-12-19 23:18:14 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今年の寄席・演芸は“いつもの”上野広小路亭での講談でしめくくり。

日本講談協会十二月定席

今回の定席は、日本講談協会の男性真打4人がそろい踏みという、なんとも贅沢な組み合わせ(陽子先生が伯山さんに変わったんで…)

いつもの面々だとどうしても「女流」の講釈師が多い中、自分の思っている講談のイメージは張扇をバシバシやっちゃって威勢の良い講釈ですから、今日は今年の締めくくりにふさわしい贅沢な定席となりました。

 

開口一番は「幸村 大坂出陣」から「寛永宮本武蔵伝 熱湯風呂の受難」「塩原多助一代記 序開き」「お楽の方」鯉風先生「左甚五郎 三井の大黒」松鯉先生「朝妻船」中入り後、伯山さん「鹿政談」

そしてトリは愛山先生で「赤穂義士銘々伝 勝田新左衛門」でしめくくり。

八百屋に扮して密偵した新左衛門と叔父の大塚重兵衛との討ち入りをめぐるやりとりから・・・いろいろと銘々伝は拝聴していますが「勝田新左衛門」は初聴で、愛山先生の含蓄ある講釈に引きずり込まれてゆきました。

講談を拝聴し始めてからすでに10年以上、この話芸を継承してゆくためにも今後も楽しみな新しい前座さんも増えてきました。今後いかに成長していくか大変楽しみです。

そんな中で頻繁に通う定席の中でも(今回の定席のように)まだまだ聴いたことない講釈に出会ったりします。講釈の世界の奥深さをまだまだ感じています。来年もどのような講釈と出会えるか目が離せないものになりそうです。

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