ふと、思い立って読み返したくなる本がある。
あまり手入れしていない本棚を探って・・・あ、あったあった。
「大人の流儀」 伊集院静 著
もう10年以上前なんだね、この本は。
タイトルの通り「大人の流儀」とは・・・・オトナの立ち振る舞い、オトナとしての考え、オトナと見られるには、かっこいいオトナ・・・
その当時はもうバイブルみたいなもので、自分はまだまだその域には達することはできないが(今でも)こんなオトナの考え,オトナとしてわきまえておかねばならない事が
エッセイの形でさりげなく書かれているんだから、こりゃぁもう太刀打ちできないよね・・・なんて。
「冬」の章を紐解くと・・・「大人にも妄想が必要だ」「生きることに意味を求めるな」「大人のラブレターの流儀」「大人が葬儀で見せる顔」「正月、父と母と話す大切さ」なんてことが。
当時全編一読して本棚に仕舞いこんでしまったが、いま改めて読み返すと、じんわりと味わい深くアタマに入り込んできます。
「大人の流儀」なかなか読み込むと奥が深く崇高なもんで・・・いまでも「オトナのバイブル書」としてわきまえておくべき本のひとつです。
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