年の瀬でなにかとけぜわしい合間をぬって、心落ち着かせる“今年最後の”美術館めぐりを・・・
新宿・SOMPO美術館でおこなわれている、18世紀ヴェドゥータの巨匠カナレット展を鑑賞することに
「カナレットとヴェネツィアの輝き」展
ヴェドゥータってなんぞや・・・景観画とよばれるもので、都市の景観なんかを絵画にしたもののようで(にわか美術ファンとしてはこの程度です)
18世紀のヴェネツィアの街中を景観画として確立した巨匠で、油彩・素描・版画など60点あまり、カナレットの全貌を一堂に集めて紹介する企画展。
景色や景観にはもともと関心があり、この企画展開催を知って「カナレット」の名前は知らずとも、興味津々で今回の美術展を巡りました。
館内ではカナレットの緻密で繊細な描写や見事な色合い・配色が目の前でじっくりと鑑賞する事ができて楽しめます。
18世紀の絵画というと、ふわぁっと淡くて抽象的なイメージの絵画を思い浮かべますが、街の景観を美術作品の域まで高めて再現された数々の絵画に“ためいきとともに”見とれてしまいました。
ヴェドゥータ・景観画の世界を覗いて、心洗われる一日となりました。