哲ノート

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男一匹 天野屋利兵衛 -浪曲定席木馬亭九月-

2023-09-04 23:55:33 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
九月、浅草木馬亭での浪曲定席

「雲月師匠、かっこいい・・・!!」

トリは“お目当て”雲月師匠で「男一匹 天野屋利兵衛」

けっして口を割らない天野屋利兵衛と大坂町奉行松野河内守とのやりとり、まさに男と男のかけひき、意地のぶつかり合いを雲月師匠がみごとに演じます。

見ごたえあったなぁ・・・かっこよすぎて拍手止まずの今日の一席になりました。



日本浪曲協会 浪曲定席木馬亭 九月

開口一番「甚五郎 京都の巻」から「魚屋本多」「貝賀弥左衛門」東家一太郎「野狐三次 木っ端売り」「若き日の大浦兼武」

講談「ゴードン・スミス作 金のかんざし」「男の花道」そして天中軒雲月師匠「男一匹 天野利兵衛」で終幕

東家一太郎「野狐三次 木っ端売り」がとても心地よかったですね。講談の世界でも何度か拝聴していますが、浪曲になると噺に流れが生まれてズンズンと噺の世界に吸い込まれてゆくんですよね。

江戸っ子の粋と人情、泣きと威勢の良さ、気風のよさも織り交ぜて、「これぞ、浪曲!!」って感じで、会心の一席でしたね・・・余韻が心地いいんですよ。(話も分かりやすくて)

そして“お目当て”の雲月師匠の「暑い、暑い」とぼやきながらの大熱演。

ピシィ~と男と男のぶつかり合い、天野屋利兵衛と町奉行松野河内守の意地の張り合い、生きざまをみごとに演じ切りました。(ホント、ほれちゃうねぇ・・・)

蒸し蒸しと暑い浅草・木馬亭で、どっぷりと浪曲の世界にはまり込みました・・・よかったぁ。











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