哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

三ノ輪 改栄湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-03-08 22:19:23 | 銭湯・温泉
最近よく出没する「三ノ輪」周辺

下町のゴチャゴチャ感があるし、いい銭湯も点在して、自分なりに注目スポットになっています

今回訪れたのは、三ノ輪・大関横丁の交差点からすぐの「改栄湯」

創業は昭和25年頃とのことですが、昨年末にリニューアルして現代風な銭湯に生まれ変わりました。

外観も木のぬくもりと暖色系の装いで雰囲気を醸し出しています。

 

さっそく入湯します。まず目に入るのが大きな湯船

白湯とマッサージ湯、高濃度炭酸泉の大きな浴槽・・・炭酸泉の浴槽はオトナが6人同時に入れるもので、今回比較的すいている時間だったので足をうぃ~んと伸ばしてカラダを湯にゆだねてほっこりと・・・(いいね)

湯温は白湯が43度くらい、高濃度炭酸泉が40度前後で「長湯」にはもってこいです。しかもここはすべてが軟水化されていて、白湯なんか入湯するとカラダ中が「膜に包まれた」感じがするくらいの良質な湯です

ほんとにツルッツルでまとわりつくような気持ち良い湯に包まれ、だれにも邪魔されずに首まで浸かって・・・(時間を忘れ)・・・(目を閉じて)・・・瞑想の世界へ(ずっといたい・・・)

そういえばで、露天風呂へ・・・(マイクロバブル)シルキー風呂と有料のサウナに併設された水風呂があります。

こちらも軟水でいいお湯なんですが、気持ちいいんで長湯する人がいて(当たり前か)ちょっと脇の方でカラダをずらしながらの入浴になりました。

やはりのんびりできる大きな浴槽の内風呂のほうが癒されるなぁ・・・と今日は時間をたっぷりとって銭湯を楽しみました。

良質な軟水を体感でき、安価な銭湯料金でモダンでおしゃれな銭湯を時間を忘れて楽しめる、三ノ輪・改栄湯・・・いいお湯でした。
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永遠の日本 白川義員写真展 -東京都写真美術館-

2021-03-07 00:15:34 | ちょっとそこまで。
もともと風景写真が好きなものだから、白川氏の名前も知っていたし作品にも関心がありましたが、そのなかいつもの“写美”東京都写真美術館で白川氏の写真展が行われるとのことで「行かなくちゃ・・・」と早速。

   

「永遠の日本 白川義員写真展」

山岳写真家として世界的写真家・白川義員氏の輝かしい実績から日本の自然・風景・情景を130点の大判写真で展示されています。

「名山・名瀑」「湖沼・森林・渓谷」「高原・湿原」「海浜・島嶼」のカテゴリーから厳選したいずれも鮮やかな写真展です。

 

館内に入り目につくのはただ写実的に風景を撮るのではなく、そこにある風景からある一瞬の情景を切り取るタイミングと撮影の切り口から、こんなにも多彩な表情が撮れるのかということ

朝日・夕刻・・・刻々と変わる風景・表情が「ホントこれ・・・」というくらいの、まるで着色でもしたかのような自然の情景がそこにはあり、「美術写真」のような世界が広がっていました。

我々の知らない風景・自然の表情がまだまだこの「日本」にはあることを認識すると同時に、白川氏の風景に対する独特の切り口・感覚・アイデア・・・誇りある日本の風景・表情が大判の写真から訴え続けられていました。
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「品川心中」読破

2021-03-06 15:07:16 | 出来事
御存じ廓話の定番「品川心中」を読む

二見書房刊 著者 坂井希久子 

落語の高座にかけられるのは「品川心中(上)」が多く、(上)(下)通しで全編拝聴したのは過去1回です(長いのでホール落語でないと)

今回小説として全編にわたり書き下ろしたものが刊行されたので、興味をもってさっそく手にしました。

もちろん落語「品川心中 上・下」をもとに書き下ろしたものですが、女郎お染をひとりの女性としてスポットを当て見つめなおしての人情もの、廓話小説としての読み物になっています。

登場人物も相関図もある程度落語の演目がアタマに入っているのでついていけますが、お染にかかわる人物(心中する金蔵など)との関わり合いにも話を膨らませてあり、

女郎お染のなりふり、立ち回りが際立つような流れになっていて、品川心中(下)にあたるパートでは“こうだったけ・・・”なんて場面もあり、これも一つの廓話として読み続ければおもしろいものでした。

“気風のよい”お染と“どこか馬鹿にできない”金蔵とのなれ合いも、話の筋たてとして読み進めると“どうなっちゃうの・・・”てな感じで、一冊読破いたしました。

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雪室小玉りんご  -2021年 くだもの-

2021-03-05 22:44:35 | くだもの・果物・フルーツ
無性にしゃきっとした「りんご」が食いたくなって、探していたら「雪室・・・」なんて言葉に触発されてお取り寄せ!!

「雪室小玉りんご」



りんごを収穫した後、摂氏0度・湿度100%近くになる雪室に保存して熟成させたりんご・・・だ、そうだ。

小玉で食べやすそうだし色つやもいいですよ・・・で、さっそくパクリと。



どこにでもありそうな「ただ甘酸っぱい」だけでなく、「味がむむ…濃い」ですよ。

りんご本来の香り・味覚が程よく1つのりんごの中にぎゅ~と濃縮された感じです。



雪室の中で“まだまだ・・・”とじっと我慢した分、おいしさを閉じ込めた「雪室りんご」

これは来年もリピート確実だぁ!! おいしい「りんご」をいただきました。

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銚子電鉄 ぬれ煎餅

2021-03-04 00:40:05 | 今日のメシ
いただきもの「銚子電鉄 ぬれ煎餅」

ようは、煎餅の生地を焼く前に醤油漬けしていただくもの・・・かな?

パリッと煎餅でもないし、お餅でもない・・・やわらかいもの。

パリッ、カリッ、でもなくパフゥって感じで、おもしろおいしい。

   

醤油処銚子の濃い口の醤油味でお茶請けにはいいね。

たしか「銚子電鉄」の応援を兼ねての煎餅で、少しでも手助けできれば…。
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マイプラ・ナノプラ

2021-03-03 23:31:45 | 環境問題のこと
以前から気にしていた「プラスチックゴミ」問題

これからの未来にわたっての大きな問題・課題として警鐘を改めて流すテレビ番組があったので、再放送を含め2度にわたってじっくり視聴しました。

1950年代から急速に使われ始めた「便利で安価で夢の発明」ともてはやされたプラスチック

しかしプラスチックには「寿命がない」し、「分解もしない」、そのため処理に苦慮し地球がゴミ捨て場となしています。

つまり「大量消費社会」のなれの果てが「プラスチック汚染」となってこの地球を蝕んでゆくのです。

そしてその汚染からやがては生態系への影響、そして人間・人体への影響がじわじわと忍び込んできています。

マイクロプラスチック(マイプラ)による食物連鎖での影響は以前から知っていましたが、今回は「ナノプラスチック」という言葉が出てきて、これが海洋汚染だけでなく

地球のあらゆるところでこれらが大気中を漂っている・・・なんて研究も出てきました。

人間は大気を吸い込み、そしてナノプラスチックはやがては体内に蓄積され、プラスチックにとともに有害な添加剤がどのように人体に影響を及ぼすか・・・なんてことに・・・考えただけでも恐ろしいものです。

もうこの「プラスチックの影響・汚染」からは逃げられない事態が日常の生活の中で間違いなく来ているのです。

   

さまざまな「プラスチック」への対策が叫ばれていますが、やはりプラスチック依存社会からの脱却と我々の生活意識を変えることを、少しずつでも今からでも考え始めなければなりません。

「ごみという概念をなくす」  大きな問いかけ・課題ではありますが、これを地球の住人である人間が肝に銘じるよう意識改革をしなければ、未来はありません。

そのための小さな一歩を・・・。



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忠治関宿 -浪曲定席木馬亭 三月-

2021-03-02 23:14:59 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
季節の変わり目ですかね・・・雨風が強まる3月の初め

今月はひさびさ浪曲を聴きに浅草・木馬亭へ

日本浪曲協会定席は毎月第一週に行われるんですが、なかなか“お目当てさん”とのスケジュールが合わなくて・・・

お目当ては本日のトリ、澤孝子師匠です。情感をこめての熱演は圧巻で、毎回浪曲を拝聴して感動しまくっちゃいます。

今日は“嵐のような”天気なんで開演時は10名くらいの入り、いつものように前の方の席で“今日はどんな浪曲を…”と期待しながら拝聴します。

澤孝子師匠からも“細い目で”じっと見られながらですから、演じるほうも見るほうも緊張感をもって浪曲の世界へ・・・。

   

「江戸の初雪」「若き日の小村寿太郎」「鯉淵要人」「別れ涙の花舞台」「壺坂霊験記」「光秀眉間割り(講談)」「忠治関宿」澤孝子師匠で「滝の白糸」まで。

今回は港家小柳丸師匠の「忠治関宿」に聴き惚れました。

御存じ国定忠治の任侠ものですが、節と語りが一つの流れのようになめらか快活で、ぐいぐいと話しの世界にひきこまれました。

いろんな浪曲師さんの演目を聴いていると、語りから“意気こんで”節に入ったりして間が空いたりして、それが演目の中になんども繰り返されると「話の流れ」ってなんだって感じることがあるんですよね。

「歌劇」のように語りも節も流れを途切れることなく、さらっと流れるように語っていただくと演目に集中してひきこまれて共感できます。

今日の「忠治関宿」はとても聴きやすい演目となりました。

“お目当て”澤孝子師匠は泉鏡花作「滝の白糸」

女芸人の悲哀を節とともにたんたんと語る孝子師匠の情感こもった演目に期待通り引き込まれました。

前回は「春日局」を聴きましたが、今回もそうですが女性のさまざまな情念・悲哀を語らせた孝子師匠の熱演にはもう感動以外の言葉はありませんね。

日常の謙遜を忘れ、浪曲をしんみりと聴く…とっても有意義で貴重なひとときです。
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3月1日 -2021年-

2021-03-01 00:04:52 | 季節・季語・季句
3月 春ですね・・・(1月は長く感じたけど2月は日数もあるけど、あっという間だったです)

相変わらず日常生活からは「コロナ禍」が離れず、国政も右往左往の日々

コイツだけは確実に来ています

春きたし コロナ騒ぎに 花粉隠れ  (凡人)
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