観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

モーツアルトと国籍

2006年02月18日 | 日記
ミーハーの私は、遅まきながら今日、モーツアルトのCDを借りてきて早速、コピーをした。
今年は、モーツアルト生誕250周年で、オーストリアは大にぎわいらしい。
彼は、1756年1月27日にザルツブルクで生まれ、この地で25歳まで暮らしている。
しかし、彼が生まれた当時、ザルツブルクはドイツ領だった。オーストリアに併合されたのは、彼の死後の1816年、ウィーン会議の決議によってである。
生まれた国を国籍というならモーツアルトは、ドイツ人でである。しかし、活躍した国をいうのであれば、彼はザルツブルクを離れてウィーンで活躍したのだからオーストリア人ということになる。(モーツアルト父子は、ザルツブルクの領主の大司教にいじめられていた。)
ちなみに、ヒトラーは、オーストリア生まれである。また、フロイトも彼が生まれたときはチェコでなくドイツであった。(ヨーロッパの国境は、しょっちゅう動いていた。)

(写真は、7年前にホーエンザルツブルク城から見たザルツブルク市内)



これがオリジナルCD