観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

糖尿病と収入、教育

2006年06月17日 | 日記
2005年に徳島県内で糖尿病で死亡した割合は10万人当たり18.0人と、全国平均の10.8人を大きく上回り、1993年から13年連続で全国ワースト1位になったことが、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。2004年の16.6人(全国平均10.0人)から1.4人増えているようだ。
この、原因は何にあるのだろう。同じ徳島県人として他人事ではないし、私も注意しないと少々やばい。
ちょうど、送られてきたメールマガジン「今日の雑学α」に
RAND研究所の記事
があった。
「RAND」は、米国を中心として世界に8つの事務所を持つ非営利のシンクタンクで、多くのノーベル賞の受賞者を輩出していると書いてある。(米国政府から大口の委託研究を受けている「軍産複合体」の研究所だという指摘もある)
「本格翻訳4」を使って記事を読むと、55才~64才のアメリカ人とイギリス人を比較するとアメリカ人の糖尿病患者がイギリス人の2倍いる。糖尿病の原因に喫煙、飲酒、太りすぎ、運動不足などがあるが、これは収入と教育の低さに関連すると書いてあった。
自分なりに解釈すると、ミシシッピー州ハリーケーン被害の惨状からも分かるようにアメリカの「格差」は、すさまじい。米国の映画などを見ると「貧しい人ほどジャンクフードを食べ、安い酒を飲み、家でテレビを見ている」というシーンがよく出てくる。金持ち層は、全く反対の生活をしている。(米国では、太っている人は、出世できないという話もある)
この調べによると、徳島県は、相対的に収入の低い人や教育程度の低い人の割合が多いということになる。