観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

アサギマダラのマーキング

2008年10月11日 | 日記
10月10日、この日は晴れの確率が高い特異日で、だから東京オリンピックの開会式にも選ばれたらしい。
ちょうど休みの番である。ちょっと遠出して蒲生田岬へタカの観察に出掛けた。
タカがあまり飛ばなくなったので、マクロレンズで何かを撮ろうとしたしたところ、このチョウを見つけた。最初に見つけたのは11時頃でその後数回姿を見せ、
カメラの記録では約1時間灯台付近にいた。
チョウのマーキングを見ると、1日前の9日に付けられているようだ。どこでつけられたのだろうか。
長距離移動で知られるこのアサギマダラ(浅葱斑)
「あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色」(さだまさしの精霊流しの一節

青味がかって見える葱の色からその名があるようで、浅黄色とも書く。
このチョウの翅の内側の白っぽい部分、実際は半透明の水色でこの色が浅葱色ということでこういう名前がついたらしい。
ウィキペディアによると、”夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れるらしい。
中には直線距離で1,500km以上移動した個体や、1日あたり200km以上の速さで移動した個体もある。”
夏から秋にかけてはフジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花によく集まり、吸蜜するらしい。