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280年の歴史を誇るこの近江町市場は生鮮産品を主体にした商店、飲食店など170店が軒を並べている。
金沢市民の台所といった感じで庶民的な店が多い。しかし、スーパーでおかずを買って帰り、レンジでチンというわけにはいかない。毎日その日の献立に使う新鮮な魚や野菜を買って、家できちんとして料理をするという今では少なくなっている家庭向きだ。
徳島の市場は店の数が少ないので、店を回ってみるという楽しみもない。やはり、これだけの店舗数があるということは、加賀100万石の食文化が残っているのだろうか。
近年は市場に観光客が増加しているらしい。我々ツアー客も観光会社から時間の関係で近江町市場か東茶屋街かの2者択一を迫られたのに欲張りをして、2つとも回ることになり忙しい思いをした。しかし、予想に反して市場探索も結構楽しかった。
老朽化などを理由に、地下1階・地上5階建ての再開発ビルを建設する工事が行われていたが、一観光客とすれば今の姿がいいが、災害のこととか考えるとやむを得ないかもしれない。
加工品ではあるが、「船楽」で買った穴子の棒ずしは絶品だった。