観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

シルバラード

2011年09月02日 | 映画・テレビ
今週の火曜日、風呂から出ていつものようにテレビをつけたら西部劇をやっていた。後で分かったのだが1985年にアメリカで
製作された西部劇「SILVERADO(シルバラード」だ。)ちょうど4人の正義のガンマンの登場シーンは終わった後で、主人公が悪者
保安官の経営する酒場にいるシーンから見始めた。主人公役のケビンク・ライン、どこかで見たことがあると思いながら映画が終わる
まで思い出さなかった。彼を初めて見たのは、ウィル・スミスと共演した「ワイルド・ワイルド・ウエスト」ということが分かったのは
ネット検索の後だ。
しかし、その後のシーンの黒人ガンマンには気がづいた。メル・ギブソン主演のリーサル・ウエポンで有名になったダニー・グローバー
(顔だけで名前までは出て来なかったが。)
その後、ケビン・コスナーの若い顔が現れたので、テレビを消さずにしておいた。すると面白いものだから、いつもならとっくに寝ている
時間を過ぎて最後まで見てしまった。「勧善懲悪」、「明快なストーリー」これがいい。
ネタ晴らしになるが、最後は町を支配しようと
しているマッケンドリック一味と悪の保安官とその手下の助手たちを4人が倒すことになる。しかし、蛇足ながら最後に主人公がコートを
広げて胸の保安官バッジを見せ、仕事は得たと言ったのを聞いて、また同じように悪徳保安官に成り下がっていくのかなとも思った。
ところで、映画のタイトルの「シルバラード」は、実際にカリフォルニア州にある町で、今ではワインとリゾート地として有名らしい。
このことは全く知らなかったが、この名前は知っていた。いかにもアメリカという感じのGM社のシボレーブランドのフルサイズのピックアップ
トラックの名前だ。 たまに見かけることがあるが、なぜあんなに大きな車が必要なのかと思う。こんな車に乗っていたら小さな車にぶつけて
みたくなるのではと勘ぐる。日本では、この車のホイールベースにすっぽり入るくらいのサイズの車が多く走っているのにだ。
しかし、さすがに時代は変わってきた。シボレーブランドも4,690mのキャプティバというSUVを出してきた。それでも車幅は1,850mと日本では広いが。
ついでの話、この監督ローレンス・カルダン(1949年生)は、知らなかったが、妻のフィービー・ケイツはよく知っている。
主人公を演じたケビン・クラインは、1947年生まれ。団塊の世代が活躍しているのを見るのはうれしい。