観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

小保方博士の苦悩

2014年02月01日 | 日記

Yahoo!の検索枠に「小保方 晴子」と入力するとでてきた関連事項 (キーワード入力補助)
実にプライベートな話題ばかりだ。
だから、STAP細胞で一躍、時の人になった小保方晴子博士が自身の属する「細胞リプログラミング研究ユニット」のホームページでメディアに
向けて過剰な報道の自粛を要請している。
切実な思いであると思うので、その文章を添付

“報道関係者の皆様へのお願い
STAP細胞研究はやっとスタートラインに立てたところであり、世界に発表をしたこの瞬間から世界との競争も始まりました。今こそ更なる発展を目指し
研究に集中すべき時であると感じております。
しかし、研究発表に関する記者会見以降、研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況です。また、小保方本人や
その親族のプライバシーに関わる取材が過熱し、お世話になってきた知人・友人をはじめ、近隣にお住いの方々にまでご迷惑が及び大変心苦しい毎日を
送っております。真実でない報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが困難な状況になってしまいました。報道関係の方々におかれましては、
どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
STAP細胞研究の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけますようよろしくお願いいたします。 2014年1月31日  小保方 晴子 ”

この小保方さん、早くもノーベル賞受賞を期待されている。
昨年、パキスタンの16歳の少女マララさんが受賞するかどうか注目されたが、残念ながら受賞には至らなかった。これまでの女性の最年少受賞者は、
2011年に32歳で受賞したイエメンの人権活動家タワックル・カルマン氏だ。だから、小保方さんが早く受賞すれば最年少記録を塗り替えることになる。
私も受賞を期待しているが、受賞するにしても何年か後になるのではないか。
ところで、ノーベル賞受賞者の女性の数は少ない。1901年から2013年までの間に、847人と22団体がノーベル賞を受賞している。しかし、女性の
受賞者はわずか4人で、個人受賞者の約5%。そのうち、自然科学分野3賞(生理学・医学、物理、化学)の女性受賞者数は15人。ちなみに同分野での日本人
受賞者数(16人)でほぼ同じ。少ないということがよく分かる。
そんな貴重な賞を受賞するかも知れない若い女性を放っておくはずがないのが、メデイアの性分。とはいえ、氏の研究に支障を来すことは、国歌の損失というより、
世界の医学界の損失でもある。ここは、研究に没頭できるよう彼女のプライベートのことにはあまり話題にしないようしてはどうだろうか。