観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

黄色い花、白い花

2006年06月12日 | 日記
昨日の野鳥は、またまた、さっぱり。オオルリもキビタキも見ることは出来たが、写真は、ブレブレ。
同じフィールドに花の写真を撮っている60歳くらいの女性2人がいた。(今このくらいの年齢の女性が一番元気だし、この山へ登山に来る人も結構多い。)
少し離れたところで、とりあえず同じ被写体をパチリ。よく見る花だが、名前は知らない。でも、せっかく来たんだから、せめて何か記念に。
植物は、逃げないけど奥は鳥より深そう。でも、まだマクロのレンズを買って宗旨替えなんてことは、考えていない。




この花は、多分、「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて 忍音もらす夏は来ぬ」のウツギ

「BEーPAL」25周年

2006年06月10日 | 日記
今日、小学館のアウトドア・ライフ雑誌[BEーPAL」の創刊25周年感謝号を買った。
写真の右端は、1981年7月号、創刊号で定価は、250円だった。
21ページに歌手の松山千春がテニスウエアでラケットを持って写っている。頭は、長髪で黒々している。
「スーパーな男たちの大特集」ということで、椎名誠、倉本聡、横井庄一などが出ている。
この雑誌、いつまで続くかなと思っていたが、1989年10月に100号記念号、定価320円(本体311円)が出た。
この年の4月に消費税法が施行された。税率は、3%。
左端がこの25周年感謝号。
この号を読んで、初めて知ったのだが、BEーPALの歴代編集長は、全員スバリストらしい。現在の編集長は6代目だが、3代目の編集長を務めていて、
再登板ということらしい。私もスバル車が現在の車で5台目であり、一応控えめながらスバリストである。
この雑誌を気に入ったのもスバリストである歴代編集長のアウトドアに対するスタンスが、誌面に表れているのを感じとっていたせいだろうか。
創刊号のコピーにこう書かれている。「自然を手でつかもう。」
25周年感謝号は、25年前の表紙のコピーをもう一度。「自然を手でつかもう。」
いい年したオジサン、オバサンたちだけでなく、すべての子供たちに自然を手でつかませたいと思う。





シンドラー社のエレベーター

2006年06月08日 | 日記
「エレベーターの点検」について、NPO法人「集合住宅管理センター」のホームページの記事を見ると"日本のエレベーターは建築基準法で、使用する材質・強度等が厳しく規定されていて、機械的・電気的な2重4系統の落下防止装置、安全装置が義務づけられ、設置するときには、「確認申請」「工事完了検査」など、工事の各段階で行政の検査を受ける制度が確立していますから、絶えず検査をし、手入れをしなければ事故が起こるほど、「やわ」なものではありません。時に「エレベーター落下」等の報道がありますが、これは本来人が乗るエレベーターではなく、工場などで使用されている「簡易リフト」なのです。"
という記事があり、その後に、"エレベーターは、建築基準法により年1回、有資格者による法定定期検査が義務づけられ、安全性が確保されている乗り物です。それなのに、「危険だから」と、過剰な検査や必要のない部品交換などで、多額の費用を請求しようという業者がいるのです。"
と悪質な点検業者にひっかからないように注意を促している。
(この記述は、ホーページの中の一部で、本文はエレベーターの安全性についてもっと詳しく書いている)
このことからも分かるように、本来、人間用のエレベーターについては、非常なほど安全に出来ているらしい。
それなのに、どうしてこのような悲惨な事故が起きたのか、建築基準法を所管する国土交通省は、早急に徹底的な検証をすべきである。
シンドラー社のエレベーターの異常は次から次と出てきているので、この会社のエレベーターを使用される方々の不安を早く解消してもらいたい。
なお、この問題は、シンドラー社だけの問題のであるのか、念のために調査して欲しい。

本格化する自治体の広告事業

2006年06月07日 | 日記
テレビで器量が悪くて悩んでいる人を美しくする番組をやっていた。この番組のスポンサーは、何と美容整形外科ではないか。女性を美しく変身させるため、整形外科医以外にメークさんや美容師さんも参加してるが、やはり、番組のスポンサーである美容整形外科の整形手術がメインである。
この番組自体が整形外科病院の広告であることに腹を立てていたら、自治体の広告事業もますます拍車がかかりそうだ。いくら財政難といえ、おかしい方向にいかねばいいのだが。
自治体のバナー広告については、以前にも書いたが、横浜市のスタジアムを「日産スタジアム」という名前にして、日産から毎年4,7億円。大分県は「iichiko総合文化センター」というネーミングで三和酒類から年に5,000万円の広告収入を得ているらしい。
また、埼玉県、栃木県、島根県や広島県で自動車税の納税通知書に企業の広告を載せているようだ。どのような広告か見たことがないので分からないが、税額の高い納税者には、レクサスやBMWなど高級車の販売店の広告、一般的な税額の納税者には日産やホンダの販売店の広告がついた封筒で納税者に発送なんてこともあるのだろうか。
国のほうも地方に負けじと本格的にやりだすのかな。

ツツジの競演

2006年06月05日 | 日記
もう盛りも過ぎたが、庭のツツジが満開である。
しかし、最初にこれだけ違う花の色のツツジを植えたのかどうか記憶にない。
ちょうど20年、毎年咲いているのに気がつかなかったというか、気にしたことがなかったというのが事実か。ブログの題材探しのためだろうか。
面白いのは、最後のツツジである。同じ木なのに他の木の花の色がすべて揃っている。

   
 





聖カテリーナ修道院

2006年06月03日 | 映画・テレビ
NHKスペシャル「千年の帝国ビザンチン」を見た。
ビザンチン帝国は、東西に2分されたローマ帝国の東半分の帝国で東ローマ帝国(395~1453)の別名。6世紀のユスチニアヌス大帝のときに,イタリア、北アフリカに勢力を伸ばし、ローマ帝国の旧領をほぼ回復。イスラム軍や十字軍に攻められ国力が衰え、1453年オスマン・トルコに滅ぼされたギリシャ正教の帝国である。
番組のテーマは、キリスト教とイスラム教の共存である。ハイライトは、アフリカ大陸とアラビア半島に囲まれたシナイ半島のシナイ山の麓にある聖カテリーナ修道院である。ここは、世界遺産(2002年登録)になっている
この修道院は、6世紀に建造され、現在も活動を続けている修道院としては世界最古の修道院である。神がモーセの前に現れた「燃える柴」があるのがこの場所とされている。
モーセ(モーゼ)は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教が神の預言者と認めている人物であり、紀元前13世紀から12世紀頃の人とされている。(当時120歳まで生きたとされており、実在の人物かどうかは定かでない)私にとってモーセと言えば、チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー出演の映画「十戒」だがここでは言及しない。
この修道院が立つ位置は、聖地でもあるとは言え、場所が場所だけにキリスト教徒とイスラム教徒とのせめぎ合いの地である。
この修道院が、今日まで存在し、活動している謎を披露し、また、現在のキリスト教とイスラム教の対立の構図を非難している。番組の中では、ここの修道士が過去の十字軍の活動(修道院はエルサレム攻略のための立ち寄り先として使われた。)を非難していたが、現在のイラク戦争にも通じる話である。
ところで、この修道院にはかってムハンマド(マホメット)が立ち寄り、歓待を受けた。そのためにここには、後生この修道院を侵略しないようにという趣旨の署名入りの勅令(歴史家は疑っているが、修道院側は本物と信じている)がある。また、修道院の中にイスラム教徒のためのモスクもあり、実際多くのイスラム教徒が祈りを捧げている。
現在の院長は薬剤師でもあるので、自ら車を運転し、修道院周辺の人々の健康相談等を行っている。さらに、教会の儀式に使う大事なパンも週に1回ギリシャ正教徒とイスラム教徒が一緒になって作っている。これが、修道院がこの地で現在も活動を続けている姿である。

ダ・ヴィンチ・コード

2006年06月01日 | 映画・テレビ
(写真は、謎の解く鍵の一つのダ・ヴィンチの「最後の晩餐」)
先週の金曜日、ダ・ヴィンチ・コードを県都徳島市内唯一残った映画館(親会社が意地で興行を続けている思われる、他の市内はゼロ、郊外の町にシネコン1つがあるだけ)で見た。
大人1000円で金曜日の6時30分開演だから、少しはお客が入っているかと思いきや、広い館内にわずか20人足らず。
それで、肝心の映画の感想は、ネタバレになるから書かないというではなく、面白くないことはなかったというところか。と言うより、全く予習をしていないで試験に臨んだら、難しくて歯が立たなかったというのが正直なところ。長いストーリーを2時間ちょっとの映画にまとめたものだから、画面の展開を追うだけで精一杯だったという感じか。
なんだか、消化不良を起こした気になった。この週末の天気もあんまり良くないようだし、本でも読もうと、文庫本のダ・ヴィンチ・コード、上、中、下巻を買った。先々週も天気が悪いと思って買った本5冊、まだ手付かずのままになっている。
(どうする、ご利用は計画的に、アイフル状態だ。)