観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

園芸道具

2008年04月13日 | 日記
1週間前、川内にバードウォッチングに出かけた時の帰路、DIYの店の駐車場に車があふれる程、停められているのを見た。普段はそんなに入っていない店なのに安入りでもしているのかと思い、私も中に入った。
県外資本の大手チェーンとの競争に負けたのだろうか、どうやら店をたたむようだ。
この店は、徳島県のDIYの草分け的なお店だった。地元資本の店が姿を消すのは寂しいと、多少は感傷的になりながらも、ちょうど、良い剪定鋏が見つかったので、その時はまだ2割引きだったが、買うことにした。それが左端
右端は、94年に買った同じ工場製の刈込鋏
真ん中は、登録商標
謳い文句に”200年前より先祖 阿武隈川宗寛(泰龍斎宗寛と云う)名刀造りを業としていました。其の後、明治3日本で一番最初に剪定鋏を製作し、今日にいたっております血統の続いている直系工場であります。”
剪定鋏は、まだ使っていないが、手作り感のこもった暖かみまで感じられるこの刈込鋏は気に入って使っている。

               


ウド

2008年04月10日 | 日記
ウドというと、最近では、お笑いコンビ「キャイ~ン」のウド鈴木。
写真のウドは、お隣のご実家の親御さんからいただいた天然物のウドである。
「独活」は、独居生活のことでなくウドの漢字名、クイズによく出題される漢字。
Web検索すると、ウドは、日本原産の山菜で、「自生のもの」「山ウド(緑化ウド)」と「軟白ウド」の3種類があり、
栃木、東京、茨城など関東地方で主に栽培されているらしい。
「山ウド」は、根株に土寄せし、日光に当ててやや緑化したもの
「軟白ウド」は、日光に当てないよう地下で栽培したもの
主に市場で出回っているのは、この軟白ウドで、山ウドに比べアクが少なく、味も香りも良いらしい。
日の当たらない地下で栽培しているために、色が白くて柔らかい軟白ウドの生産量日本一は、なんと東京だそうだ。
どのウドも水分が多く、栄養価は高くないが、灰汁の主成分のタンニンに抗酸化・抗菌作用があり、食物繊維は便秘の予防になるらしい。また、漢方では、風邪の初期の発汗解熱、神経痛、リウマチ、頭痛などの痛みを和らげる働きがあるとされている。
「ウドの大木」などと言われるが、最近行った高知県「四万十川」の源流域、津野町の山間に自生するウドから抽出された「ウドエッセンス」を使用した石鹸、「ウドエッセンス洗顔石鹸」 という高価な洗顔石鹸もある。








シマアジが出るまで

2008年04月07日 | 日記
昨日、シマアジが居ると思われる所に着いたが、当初は一向に姿を現さない。車を停め、カメラを持って橋の上から眺めていると、私より少々若いくらいのおじさんが話しかけてきた。
橋の西側は、昭和初期から変わらないようなレトロな感じがする水路となっているので、その風景写真を撮っていると思ったのかも知れない。
彼は、「この辺の環境も随分悪くなった。おまけに目の前に高速道路も通るようになる。唯一、この水路だけが私の子どもの頃と変わらない。地元に県議が2人いたが、地元に良いことをは何もしてくれなかった。そのため、今では2人とも落選して地元県議はいなくなった。」と言っていた。ほかにもいろいろ悪口を話してくれた。
私のほうは、また場所を間違えたのかと、この場所を教えてくれた人に電話をした。すると、シマアジは葦の間に隠れているのだろう、水路際の少し広くなった場所に車を停めて待っていたら、出てくると教えてくれた。
車で待っていると、魚がよく跳ね上がっているのが見える。50cmくらいの魚も高く跳ね上がっているので、その姿を撮ろうとしたが難しい。唯一撮れたのがこれ。





この鳥はバン、クイナの仲間のだが、泳ぎは得意だ。



シマアジ

2008年04月06日 | 野鳥
鳴門の室展望台でシマアジ(縞味)の情報を得た。シマアジ、なんだか美味そうな名前である。
シマアジをネットで調べると、やはり、魚のシマアジ(縞鰺)が出てくる。アジ科の仲間ではもっとも高価らしい。天然ものは入荷も少なく、小振りのものが多い。普通、市場で売られているは、多くが養殖されたものらしい。養殖魚でも値段は、シマアジ、カンパチ、ブリの順に高いようだ。
ところで、写真のシマアジは、主に春と秋に旅鳥として渡来するカモの仲間で、コガモぐらいの大きさだ。


シマアジは旅鳥で春と秋に飛来。


私にダンスを披露してくれているのだろうか。それにしても、完全な逆光だし遠い。(相当トリミングしている。)



雄のアップ(白くて太い明瞭な眉斑が特徴)



四万十川の沈下橋

2008年04月03日 | 日記
沈下橋、徳島では潜水橋と呼んでいる。この橋の特徴は、写真のように橋の上に欄干がなく水面からの高さも低い。これは、河川の増水時に橋が水面下に沈むことで、流木や土砂が橋にひっかかって橋が壊れたり、川の水がせき止められないようにしているためだ。また、実際、壊れても再建は短期間で費用も大変安くできるという利点もある。(現在は知らないが、実際、架け替えの国の補助の条件も沈まないような高い所に架ける橋でなく、元の橋と同じ規格であるということだったようだ。約40年前の経験から)
これらの橋は、過疎地や山間部など交通量の少ない地域の生活道路として作られている。ウィキペディアによると、”1999年の高知県による調査によれば全国の一級河川及び支流には合計410ヶ所の沈下橋があり、都道府県別に見ると、高知県(69ヶ所)、大分県(68ヶ所)、徳島県(56ヶ所)、宮崎県(42ヶ所)の順で多い”
徳島県では、転落事故が絶えないことから、橋の両脇にコンクリートで車輪止めを設置した結果、転落事故は減少している。
しかし、高知県の四万十川の沈下橋は車止めはされていないようだが、転落事故の方はどうなのだろう。
ところで、この写真を撮ったのと同じ3月30日に同じこの橋の写真が大和ハウスグループの新聞広告に載っていた。
そこに「ふだんは、暮らしを結ぶ橋。増水のときは、沈むことで暮らしを守る橋。」
「環境と共生する四万十川の知恵」と言えば聞こえはいいが、実際は立派な橋を架けられなかったのだ。
この橋の少し上流の観光船に乗ったが、橋の周辺の自然環境もかなりを守っているようだ。残念だが、徳島の潜水橋よりずっと「絵」になっている。自然を大事に守っていくことで、四万十ブランドを守り育てることに繋がる。
天気の良い日にコンパクトでなく、一眼レフのデジタルカメラで撮りたかった。