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閉経期以降の肥満の合併症 |


みなさん、こんばんは。
ようやく、都内では徐々に気温が上がってきたように感じられます。
この時期になると、
「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
という菅原道真の一句を思い出しますが、そろそろ梅が見頃ですね。
梅の実には、すっぱさのもとになっている"クエン酸"が多く含まれており、
これはカルシウムと結合すると鉄の吸収を促進し、脂質や糖質の代謝アップ、
二日酔い・便秘・老化防止などにも効果があります。
さて、先日は更年期や生理とダイエットの関係についてお話ししましたが、
今回は閉経期以降の肥満の合併症についてお話します。
閉経期は、女性ホルモンの分泌が大きく変化します。
この頃に気をつけなければいけない合併症として、
「ホルモン依存性」の子宮体癌と乳癌があります。
これはホルモンが癌細胞の増殖に影響している癌のことです。
閉経期に関わらずですが、ホルモン代謝は脂肪と密接な関係があります。
閉経後は女性ホルモンの分泌が減少するため、
一見すると癌の発症率は低下するように思えますが、
女性ホルモンである"エストロゲン"は脂肪細胞からも合成されています。
肥満の方の場合、閉経後も過剰な脂肪細胞から
エストロゲンが余分に合成され続けてしまうという
事態を引き起こし、これがホルモンバランスを崩し、
ひいては上記のような癌発症リスクを高めるのです。
癌手術後の再発率と、肥満度を示すBMI指数等との間にも強い関連があり、
肥満の方の癌死亡リスクは、肥満でない方の3~4倍にものぼるそうです。
このことから、閉経後の肥満の治療には、十分に意義を認めることができます。
体質が変わることで、脂肪を落とすための適切なダイエット方法も
異なってきますが、肥満の方においては疾病リスクを低減させるための
ダイエットも必要となってきます。
年齢によって変化するホルモンバランスと上手に付き合いながら、
ご自身の体調と生活に合ったダイエット方法を探していきましょう。
では。

ダイエット専門の渋谷ディーエスクリニック
高周波治療・メソセラピーも!!
ようやく、都内では徐々に気温が上がってきたように感じられます。
この時期になると、
「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
という菅原道真の一句を思い出しますが、そろそろ梅が見頃ですね。
梅の実には、すっぱさのもとになっている"クエン酸"が多く含まれており、
これはカルシウムと結合すると鉄の吸収を促進し、脂質や糖質の代謝アップ、
二日酔い・便秘・老化防止などにも効果があります。
さて、先日は更年期や生理とダイエットの関係についてお話ししましたが、
今回は閉経期以降の肥満の合併症についてお話します。
閉経期は、女性ホルモンの分泌が大きく変化します。
この頃に気をつけなければいけない合併症として、
「ホルモン依存性」の子宮体癌と乳癌があります。
これはホルモンが癌細胞の増殖に影響している癌のことです。
閉経期に関わらずですが、ホルモン代謝は脂肪と密接な関係があります。
閉経後は女性ホルモンの分泌が減少するため、
一見すると癌の発症率は低下するように思えますが、
女性ホルモンである"エストロゲン"は脂肪細胞からも合成されています。
肥満の方の場合、閉経後も過剰な脂肪細胞から
エストロゲンが余分に合成され続けてしまうという
事態を引き起こし、これがホルモンバランスを崩し、
ひいては上記のような癌発症リスクを高めるのです。
癌手術後の再発率と、肥満度を示すBMI指数等との間にも強い関連があり、
肥満の方の癌死亡リスクは、肥満でない方の3~4倍にものぼるそうです。
このことから、閉経後の肥満の治療には、十分に意義を認めることができます。
体質が変わることで、脂肪を落とすための適切なダイエット方法も
異なってきますが、肥満の方においては疾病リスクを低減させるための
ダイエットも必要となってきます。
年齢によって変化するホルモンバランスと上手に付き合いながら、
ご自身の体調と生活に合ったダイエット方法を探していきましょう。
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