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褐色脂肪細胞 |
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6d/dc1b07dfd248b20ecc00c1244283c537.png)
![](/images/clear.gif)
みなさん、こんにちは。
本日は、温かくとても過ごしやすい天気ですね。
4月になり、
新生活を機にダイエットを開始される方も多いのではないでしょうか。
本日は、近頃よく耳にする“褐色脂肪細胞”についてお話したいと思います。
まず、脂肪細胞は大きく分けて
エネルギーの貯蔵庫としての“白色脂肪細胞”と
熱産生を担う“褐色脂肪細胞” の2つがあります。
■白色脂肪細胞
余分な中性脂肪を貯蔵し、エネルギーを蓄える働きをしています。
中性脂肪の量が増えると、それを蓄えるために肥大化し、
いわゆる「肥満」状態になります。
その上、一度大きくなると小さくなりにくいという特性があるため、
幼い頃から肥満体型の方は、痩せにくい体質になってしまいます。
[分布場所]
全身に広く分布しています。
[数]
成長期にかけて、増加していきます。
■褐色脂肪細胞
白色脂肪細胞が溜め込んだ中性脂肪を燃やし、熱産生を行います。
白色脂肪細胞のように中性脂肪の量に応じて数が増加することはありません。
また、低温化での体温維持や食事に伴う熱産生に非常に重要な役割を果たしています。
[分布]
肩甲骨(背中)に多いという説や、首元~胸にかけて多いという説などがあります。
また、白色脂肪細胞と混在しており、皮下深部に存在するとも言われていますが
実際には、肉眼で色を判断することが難しく、分別は不可能です。
[数]
脂肪細胞のうちのわずか1%と非常に少なく
成長に伴い数が減り、生まれたときには100gほどあったものが、
成人期には40gほどになります。
以上のように
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞は、同じ脂肪細胞でも、全く異なる働きをしています。
また、褐色脂肪細胞の熱産生は、
脱共役蛋白質1(UCP1)と呼ばれる機能分子によって行われるため
その脱共役蛋白質1(UCP1)に変異がある遺伝子を持っていると
通常の人に比べて基礎代謝量が約100kcal低く、太りやすい体質になります。
実は、日本人の3分の1ほどがこの遺伝子を持っており
近年では、遺伝子検査でも分かるようになってきました。
反対に、褐色脂肪細胞の働きが活発だと、
熱産生が活発になり、太りにくくなると考えられることから
最近、褐色脂肪細胞の働きを高め、ダイエットに役立てようという試みがあります。
細胞の数を増やすことはできないのですが、
冷やしたり、温めたりして刺激するというもので、
以前、このブログでもご紹介した“肩甲骨ダイエット”も
そのメカニズムを利用しようとしたものです。
褐色脂肪細胞の機能低下が、肥満の原因に関連しているということは非常に興味深く、
今後の研究に注目したいと思います。
では。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ee/8b1bcab9a13532175530b82a005d883b.jpg)
ダイエット専門の渋谷DSクリニック
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4月になり、
新生活を機にダイエットを開始される方も多いのではないでしょうか。
本日は、近頃よく耳にする“褐色脂肪細胞”についてお話したいと思います。
まず、脂肪細胞は大きく分けて
エネルギーの貯蔵庫としての“白色脂肪細胞”と
熱産生を担う“褐色脂肪細胞” の2つがあります。
■白色脂肪細胞
余分な中性脂肪を貯蔵し、エネルギーを蓄える働きをしています。
中性脂肪の量が増えると、それを蓄えるために肥大化し、
いわゆる「肥満」状態になります。
その上、一度大きくなると小さくなりにくいという特性があるため、
幼い頃から肥満体型の方は、痩せにくい体質になってしまいます。
[分布場所]
全身に広く分布しています。
[数]
成長期にかけて、増加していきます。
■褐色脂肪細胞
白色脂肪細胞が溜め込んだ中性脂肪を燃やし、熱産生を行います。
白色脂肪細胞のように中性脂肪の量に応じて数が増加することはありません。
また、低温化での体温維持や食事に伴う熱産生に非常に重要な役割を果たしています。
[分布]
肩甲骨(背中)に多いという説や、首元~胸にかけて多いという説などがあります。
また、白色脂肪細胞と混在しており、皮下深部に存在するとも言われていますが
実際には、肉眼で色を判断することが難しく、分別は不可能です。
[数]
脂肪細胞のうちのわずか1%と非常に少なく
成長に伴い数が減り、生まれたときには100gほどあったものが、
成人期には40gほどになります。
以上のように
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞は、同じ脂肪細胞でも、全く異なる働きをしています。
また、褐色脂肪細胞の熱産生は、
脱共役蛋白質1(UCP1)と呼ばれる機能分子によって行われるため
その脱共役蛋白質1(UCP1)に変異がある遺伝子を持っていると
通常の人に比べて基礎代謝量が約100kcal低く、太りやすい体質になります。
実は、日本人の3分の1ほどがこの遺伝子を持っており
近年では、遺伝子検査でも分かるようになってきました。
反対に、褐色脂肪細胞の働きが活発だと、
熱産生が活発になり、太りにくくなると考えられることから
最近、褐色脂肪細胞の働きを高め、ダイエットに役立てようという試みがあります。
細胞の数を増やすことはできないのですが、
冷やしたり、温めたりして刺激するというもので、
以前、このブログでもご紹介した“肩甲骨ダイエット”も
そのメカニズムを利用しようとしたものです。
褐色脂肪細胞の機能低下が、肥満の原因に関連しているということは非常に興味深く、
今後の研究に注目したいと思います。
では。
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