ビタミンD |
みなさん、こんにちは。
本日はビタミンDについてお話ししたいと思います。
ビタミンDは骨の形成に大きく関与している栄養素で、
紫外線の刺激により体内で合成されます。
欠乏すると大人の場合には骨軟化症、
子どもの場合はくる病を発症する可能性があると言われています。
また、高齢者になると骨粗鬆症などを引き起こす原因にもなり、
閉経後の女性は女性ホルモンの低下によりそのリスクが増大します。
近年では食の欧米化に伴う魚離れなど、
食生活の変化によるビタミンD不足も懸念されています。
先日「20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、
血中のビタミンD濃度が常に「欠乏状態」になっていた。」という記事を目にしました。
https://mainichi.jp/articles/20170712/k00/00e/040/241000c
この研究結果に関して、はっきりとしたことは申し上げられませんが、
研究チームによると、「直ちに病気になるわけではないが、
ビタミンDを含む食品で補ってほしい」との事でした。
ビタミンDは紫外線を浴びることや、製剤処方のほかに、食事からも摂取できます。
シラスや鮭などの魚介類、卵(卵黄)、きのこ類などに含まれますので、
上手に食卓に摂り入れ、ビタミンD不足解消を心掛けましょう。
では。