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納豆の「スペルミジン」と記憶力 |
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みなさんこんにちは。
「納豆」は現在、世界が注目する食品として有名になりつつあります。納豆にはたくさんの健康効果があり、みなさんもご存知の「ナットウキナーゼ」による、血液をサラサラにする効果は有名です。
さらに注目されている物質として「スペルミジン」というポリアミンの一種で、このスペルミジンは細胞内のお掃除機能「オートファジー」を促進して、細胞を若く保つ働きや、動脈硬化を予防する働きを持っています。
納豆のスペルミジン含有量は、白味噌の4倍、醤油の4〜5倍と言われています。
"オートファジー"という学術雑誌には、スペルミジンと記憶力の関係についての研究結果が発表されていますが、その中でも「日本の伝統食の納豆」を日々食べ続けることで、体内のスペルミジンの量が増えるとの報告があります。
このスペルミジンには加齢とともにその量が減少するため、納豆を毎日食べる習慣は認知症やアルツハイマー病の予防のみならず、アンチエイジングの面でも推奨される食品の一つとして取り上げられています。
昔から体に良いとされている納豆ですが、最近の研究によってさらなる効果が発見され続け、日本が誇る健康食ですね。
では。