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MCTオイル

みなさんこんにちは。

今回は昨今話題になっているMCTオイルについてのお話です。油は主成分の脂肪酸の種類によって分類され、飽和・不飽和は、脂肪酸の長さで区別されています。

最近よく聞く「MCTオイル」は、「Medium Chain Triglyceride」(ミディアム チェーン トリグリセリド)の略で、日本語では「中鎖脂肪酸」と呼びます。

分類に分けるとMCTオイルは飽和脂肪酸の中で、短鎖・中鎖・長鎖の真ん中ということになります。特徴としては、

  1. 消化・吸収が早い
  2. 体脂肪になりにくい
  3. 脳のエネルギー源になる

など、良いことばかりが長鎖脂肪酸との比較で述べられていますが、少し注意が必要です。飽和脂肪酸である以上、不飽和脂肪酸に比較すると摂取しすぎは良くないと考えます。

中鎖脂肪酸を含む一般食品は、牛乳・乳製品(3〜5%)、ヤシ油・パーム油(7〜14%)など。ちなみに母乳にも3%ほど含まれています。

何れにしても、体に良いとされるものも過度な摂取は禁物です。油に関しては摂り過ぎれば胃部不快感や下痢の原因となりますので注意しましょう。

できることなら、必須脂肪酸である多価不飽和脂肪酸(ω-6、ω-3脂肪酸)の摂取を意識した方が体には良いのではないかと思います。

ω-6系脂肪酸にはコーン油、大豆油、綿実油、グレープシードオイルなど、ω-3系脂肪酸にはえごま油、亜麻仁油、青魚などにも多く含まれます。

では。

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