言葉のクロッキー

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五月観能舞台

2018-05-26 | 能・芸能
☆矢来観世家 三代能 (観世喜之82歳・喜正47歳・和歌7歳)     平成30年5月3日  観世能楽堂
    昭和50年4月に、一つ世代前の面々による矢来観世家で三代能を実施したらしい。
    今回は43年後の三代能を、観世宗家の舞台で実現した。

番組

● 連吟「菊慈童」 九皐会社中
● 仕舞 「田 村」クセ  長山禮三郎
「小袖曽我」   弘田裕一  永島忠侈
「国 栖」    小玉三郎
●能 「 鷺  」
シテ  観世喜之 
 ワキ  宝生欣哉 
アイ  野村萬斎
● 狂言 「樋之酒」
シテ  野村万作 
  アド  野村遼太
             小アド  石田幸雄
● 仕舞   「鞍馬天狗」  観世三郎太
● 舞囃子  「安宅」延年之舞   観世清和
● 能  「熊   野」  読次之伝 村雨留 墨次之伝 膝行留
              シテ  観世喜正  
               ワキ  森 常好
●  仕舞  「  三  笑  」
                    梅若実  観世銕之丞  片山九郎右衛門
● 能   「  合浦  」
                シテ  観世和歌
                ワキ  宝生尚哉
                アイ  野村裕基  野村太一郎
・四人の将来が楽しみな舞台だった。
     
☆第36回テアトル・ノウ東京公演 平成30年5月12日     宝生能楽堂
番組
● 仕舞
               花月     味方 團
               籠太鼓    観世喜正
               野守     観世淳夫
● 舞囃子
               天鼓    片山九郎右衛門
●  能  『屋島』  
              漁翁/源義経    味方玄 (弓流 素働)

                   旅僧    宝生欣哉

             間  屋島ノ浦人  野村萬斎  (那須与市語)

       ・萬斎師の語りからが俄然、舞台が生き生きとなって、義経もおおいに舞台で吠え、修羅のなかで苦悩する様子を演じてくれてとても見ごたえがあった。地謡、お囃子そして演者一体のすばらしい舞台だった。
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