ソニーがまもなくレンズスタイルカメラ「QX」シリーズの新製品を発表するようです。(SonyAlphaRumors / デジカメinfo 参照)
これまでの「QX100」や「QX10」の延長線上にあると思われるのは「QX30」という製品。
「QX30」(SonyAlphaRumors より)
本体がレンズとセンサーだけで、スマホとセットで使うのは「QX100」や「QX10」と同じ。
30倍ズームレンズであるところが新しいところ。
型番からして、おそらくセンサーは「QX10」と同じ1/2.3型ではないかと思います。
リークされたレンズ正面の画像を見るとGレンズで、「3.5-6.3/4.3-129」の表示があります。
開放F値がF3.5-6.3、「QX10」と同じ1/2.3型とすると35mm判換算の焦点距離は約24-720mm。
え、本当? すごい超望遠じゃないですか。
広角から超望遠までをカバーする便利ズーム。
ウ~ム、ソニーさん、ユニークなこのシリーズでどこまでも突っ走ってきますね。
さらに尖がっているのは「QX1」としてリークされた製品。
「QX1」(SonyAlphaRumors より)
本体は中央のマウント部分で、ソニーEマウントとされています。つまりレンズスタイルカメラではなくて、マウントとセンサーをセットにした「マウントカメラ」。
スマホの液晶を利用するのはこれまでのQXシリーズと同じ。
センサーはQX10の1インチをはるかに上回るAPS-Cサイズで、α5000と同じ2010万画素とか。
その他のスペック(今のところ噂)は以下の通り(デジカメinfo 訳)。
・BIONZ X プロセッサ
・ISO100-16000
・フルHD動画(MP4、30p)
・全てのEマウントレンズ(そしてアダプターでAマウントレンズも)が使用可能なレンズ交換式
・ガイドナンバー4のフラッシュ内蔵
・RAW撮影
・アンドロイド&iOS用のPlayMemories Mobile App v.5.0
・Wi-Fi&NFC
フラッシュまで内蔵していますョ。すごいですね。
たぶんこれまでのQXシリーズがそこそこ売れているから、新製品が開発できたのでしょう。
これまでのレンズ交換式カメラをQX風にするとこうだ! というわけですが、こんな妙な(?)ものを作れるソニーには感心してしまいます。
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9/4 追記
海外で正式発表されました。リーク情報で「QX1」だった製品名は「α QX1」となっています。(デジカメinfo / dpreview 参照)
国内向けニュースリリース「IFA 2014出展について」(9/3)でも概要が発表されています。