つれづれ写真ノート

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ソニー「レンズカメラ」が進化

2014年09月03日 | カメラ

ソニーがまもなくレンズスタイルカメラ「QX」シリーズの新製品を発表するようです。(SonyAlphaRumors / デジカメinfo 参照)

 

これまでの「QX100」や「QX10」の延長線上にあると思われるのは「QX30」という製品。

「QX30」(SonyAlphaRumors より)

本体がレンズとセンサーだけで、スマホとセットで使うのは「QX100」や「QX10」と同じ。

30倍ズームレンズであるところが新しいところ。

型番からして、おそらくセンサーは「QX10」と同じ1/2.3型ではないかと思います。

 

リークされたレンズ正面の画像を見るとGレンズで、「3.5-6.3/4.3-129」の表示があります。

開放F値がF3.5-6.3、「QX10」と同じ1/2.3型とすると35mm判換算の焦点距離は約24-720mm。

え、本当? すごい超望遠じゃないですか。

広角から超望遠までをカバーする便利ズーム。

ウ~ム、ソニーさん、ユニークなこのシリーズでどこまでも突っ走ってきますね。

 

さらに尖がっているのは「QX1」としてリークされた製品。

「QX1」(SonyAlphaRumors より)

本体は中央のマウント部分で、ソニーEマウントとされています。つまりレンズスタイルカメラではなくて、マウントとセンサーをセットにした「マウントカメラ」。

スマホの液晶を利用するのはこれまでのQXシリーズと同じ。

センサーはQX10の1インチをはるかに上回るAPS-Cサイズで、α5000と同じ2010万画素とか。

その他のスペック(今のところ噂)は以下の通り(デジカメinfo 訳)。

・BIONZ X プロセッサ
・ISO100-16000
・フルHD動画(MP4、30p)
・全てのEマウントレンズ(そしてアダプターでAマウントレンズも)が使用可能なレンズ交換式
・ガイドナンバー4のフラッシュ内蔵
・RAW撮影
・アンドロイド&iOS用のPlayMemories Mobile App v.5.0
・Wi-Fi&NFC

 

フラッシュまで内蔵していますョ。すごいですね。

たぶんこれまでのQXシリーズがそこそこ売れているから、新製品が開発できたのでしょう。

これまでのレンズ交換式カメラをQX風にするとこうだ! というわけですが、こんな妙な(?)ものを作れるソニーには感心してしまいます。

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9/4 追記

 海外で正式発表されました。リーク情報で「QX1」だった製品名は「α QX1」となっています。(デジカメinfo / dpreview 参照)

 国内向けニュースリリース「IFA 2014出展について」(9/3)でも概要が発表されています。