つれづれ写真ノート

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キヤノン「16-35mm F4L IS」で撮る東京(1)六義園ライトアップ

2014年12月08日 | 風景・建物

12月5、6日の両日、東京・上野の都美術館で開かれている「第18回 総合写真展」(12/5~12/11)を見に、久しぶりに東京見物。この機会に、買ったばかりの「EF16-35mm F4L IS USM」で都内のライトアップの名所を撮ってきました。

 

ちなみに、私は総合写真展に3点応募。優秀賞1点、審査員奨励賞1点。

3点のうち一番自信のあった作品(スポーツ系)が選外、その次に気に入っていた作品(人物)が審査員奨励賞。ついでに応募した作品(ネイチャー)が、今回一番いい優秀賞。自分の思い入れとは全く真逆な結果。

作品の評価というものは分からないものです。自己満足していてはダメということ…

 

内閣総理大臣賞の作品は、高知の山深い里での七夕行事(?)を撮った写真でした。朝もやの中、深淵さも感じさせる日本的風景。こんないい写真、なかなか撮れないと思います。

上位入賞作品は、近く「日本カメラ」などで紹介されますのでご覧ください。

 

手触りのいい「EF16-35mm F4L IS USM

さて、EF16-35mm F4L IS USMについて。このレンズは少し長めですがスマートで、軽量のEOS 6Dに付けるとちょうどいい感じ。

使っていて手触りのいいレンズですね。

EOS 6D に付けた「EF16-35mm F4L IS USM」。

 

手ぶれ補正が役に立っています。「広角レンズで手ぶれ補正が必要か」という意見もありましたが、実際には、暗い被写体の場合、役に立ちます。

 

六義園のライトアップ

東京・駒込の六義園(りくぎえん)は、柳沢吉保が築いた江戸期を代表する大名庭園で、都内随一の紅葉の名所といわれるところ。

今年のライトアップは11月20日~12月7日。幻想的な照明の中で紅葉を楽しむ、風雅な催しを撮ってみました。

 

照明に浮かび上がる六義園の紅葉(山陰橋)。

 

園内は大変に暗く、単純にISOオートで撮ると、上限のISO12800 にまで行ってしまいます。さすがにそれでは画質が不安なので、ISO6400に固定。絞りF4、1/15秒程度で、手ぶれ補正を頼りに手持ち撮影しました。ホワイトバランスは太陽光。

 

 

紅葉した樹の下、青い照明に加えスモークの演出も。

 

ひときわ鮮やかなモミジ。

 

わずかな灯りを頼りに園内を行くと…

 

温かいだんごを販売する茶屋がありました。

 

こちらは吹上茶屋。

 

吹上茶屋の中。抹茶とお菓子を楽しみながら一服できます。

 

なかなか趣がありますね。

 

これからの季節に備え、雪吊りをほどこした松。

 

視界が開け、池の対岸のライトアップが見えました。水面に映えるシンメトリーな灯り。

(下のサムネイルをクリックすると拡大画像が出ます。)

実際の光景は写真よりはるかに美しく、感動します。来て良かったと思いました。

 

またひとつ休憩所が。

 

燃えるようなモミジと石灯籠。

 

竹の緑と紅葉の競演。

京都の嵯峨野みたい。都内にもこんなところがあったんですね…

 

次回は街のイルミネーションを載せる予定です。