つれづれ写真ノート

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冬の温室散歩(ミラクルフルーツ)

2014年12月24日 | ネイチャー

先日、大阪・鶴見緑地の「咲くやこの花館」で、クリスマス恒例の展示「植物で辿(たど)るクリスマス」(11/28~12/28)を見た際、フラワーツアーに参加しました。

毎日3回、アテンダントスタッフの女性が館内を巡りながら、植物の生態やおもしろエピソードを説明するもの。

そのツアーで「ミラクルフルーツ」なるものを体験しました。

 

西アフリカ原産の「ミラクルフルーツ」(熱帯花木室)。

 

すでにテレビでも話題になっているので、ご存じの人も多いかと思います。

この赤い実自体は甘くないのですが、次に食べたものを甘く感じさせる働きがあります。

 

実演で、実際に試食しました。

最初にレモンの一切れをかじります。当たり前ですが酸っぱい。

次にミラクルフルーツを一粒、口に含みます。

果肉は、まずくはないが、かといって美味しくもない味。

「実の中にある種はとても苦いので噛まないで。1分間、果肉を舌にこすりつけるようにしてください」と、アテンダントスタッフ。

 

実をはきだした後、先ほどのレモンをかじってみると…

甘い!

本当に甘いです。ハチミツレモンかグレープフルーツのような味。

レモンの風味は残りながら、甘くておいしいので、いくらでもレモンが食べられそう…

まさにミラクル!

 

ミラクルフルーツにはミラクリンという物質が含まれ、食べるとミラクリン分子が舌の味蕾に作用。次に食べた物を甘く感じる効果がしばらく続くそうです。

いわば舌がだまされている訳ですが、別に体に害はないとのこと。

 

現在、市販もされているので、興味のある人は一度試してみては…

 

フラワーツアーで見た、この他の植物は次回に。

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノンEOS 6D

       EF70-300mm F4-5.6L IS USM