2016年の手帳、今年は「ほぼ日手帳」に決めました。
毎年この時期になると迷うのが、来年の手帳を何にするかということです。巷での雑誌の特集は、みな手帳を取り上げていますね。
私は、ほとんど毎年手帳は異なるものを選んで使ってきました。その理由は、私が優柔不断な性格ということもありますが、使っていると何処かしら不満が出てくるもので、それを改善しようと期待を込めて新しい手帳を選びます。それで使ってみると又何処かしっくり来なくて、でも使い始めてしまったので仕方なくその年は我慢する。それの繰り返しです。
何かのご参考にでもなればと、ここ数年私が使ってきた手帳を紹介します。
最近、一番気に入ったものは、モレスキンの1日1ページタイプの手帳です。表紙が厚く、字を記入するのにとても書きやすいです。2013年は、これを使っていました。
ただし私は万年筆を使って書くのですが、紙質のインクの裏すけが少々気になりました。
モレスキンは、とても気に入っていて、白紙や罫線付のメモ帳も使っています。
ゴッホやヘミングウェイなども愛用していたと、説明書にありました。
でも手帳は、使ったのはこの一年だけでした。価格が少々高いので。
2015年は、なんとなく一つに定まらなくて・・・3冊使っています。
その中でもメイン?と言えるのは、EDiT(エディット)です。これもモレスキンと同様表紙が硬く、一日1ページのレイアウトです。このデザインが、私には使いやすいです。
しばらくEDiTを使っていたのですが、RHODIAから手帳が出ていることを知り、これも購入してしまいました。記入欄が小さくて、ちょっと書きにくいので、結局ほとんど使っていません。ただ買っただけ・・・
RHODIAはメモ帳が有名で、紙はインクの裏すけもなく大変具合がいいので、私もこれをメモ帳に使っています。
革製のホルダーカバーをゴム紐でくくっています。筆記具は、4色ボールペンか鉛筆(ステッドラーのWOPEX/ボディーは木ではなくて合成樹脂製です)を使っています。
ちょっとした覚書や思いついたことなどを、すぐ取り出してRHODIAにメモしています。
それと並行して、A5版のノートを雑記帳として使っています。RHODIAのメモは、短いキーワードなどの走り書き、雑記帳はじっくり書き込んでいます。
ポラロイドカメラで撮った写真なども、貼り付けてコメント、撮った時の状況や感想などを書き込んでおきます。
ツバメノートに厚紙の表紙(裏表)を付けました。背表紙には、製本用の黒いテープを貼りつけています。
ノートは表紙が薄く紙が浮き上がったりして書くときに安定しないので、モレスキンのように厚いボール紙を貼りつけて、しっかり安定して字が書けるように作り込んでみました。丸い合成樹脂製のボタンに紐で止められるようにしました。このくくり紐のセットは、市販品です。
今年7月に沖縄に行ったとき那覇の桜坂劇場の売店で見つけた、4日を1ページに記入する、ちょっと変則の手帳です。でもその分1日の記入欄が大きくて、私はたくさん字を書きたいので、とても使いやすくて気に入りました。日ごとのいろいろな情報が、書かれています。ところどころに、沖縄料理のレシピが載っています。どちらかというと、女の子向けかもしれません。ちょっと「ku:nel(クーネル)」系ですね。
沖縄では県民手帳を買おうと思っていたのですが、7月ではすでに返品されて、書店にはありませんでした。
かなり以前(20年位前!)使っていた、システム・ダイアリーです。この手帳は大変気に入って、4~5年使い続けました。リフィルが豊富で、好きなものを組み合わせて使っていました。
それが何故使わなくなったのか・・・なにしろ罫線の幅が狭くて、それゆえたくさん字が書けるのですが、あまりにも小さい字になってしまって、遠視・・・いや老眼では、きつくなった!
それで来年は、以前から気になっていた「ほぼ日手帳」を使ってみることにしました。モレスキンと同じ、一日1ページで、たくさん記入できるのが気に入りました。価格は、カバー付きで3500円、結局モレスキンと同じ・・・いや高いかも。
手帳、メモ帳、雑記帳の他、journal(日誌)をほぼ毎日つけています。永井荷風の断腸亭日乗ではないですが、毎日の出来事、実際に起きた事などを記録しています。
手作りの革のカバーとくくり紐、これも革製でカギのチャームをつけてみました。
さらに日誌とは別にdiary(日記)も何か感じたときに、気が向いたらつけています。上野の駅中の文房具店アンジェビュローで購入した紙がトレペのように透き通った、小さいけどページ数の多いノートです。なぜ半透明の紙を使っているのか・・・。もともと日記のように続けて書いていくためのノートと謳ってあります。ページが透けて見えるので、次のページに何か書かれていることが判るのだと。
方眼用紙の下敷きが付いていて、ページは白紙で透けて見えるので、これを下に入れて文章をまっすぐ書けるようにしてあります。
表紙に「365」プリントされているので多分365ページ、つまり1年分の日記が書けるように・・・ということなのでしょう。
アンジェビュローは、京都が本店の文房具屋さんで、なかなか気の利いた文房具や書籍、腕時計、メガネ、扇子、手拭、それに小さな盆栽!まで置いています。盆栽は書斎の、あればの話ですが、机上にでも置けば、文士にでもなった気分になれるかもしれませんね。
これらはみな、何処か私の趣味に合ったものを感じます。そう言えば、フィルムのハーフカメラもありました。
オメガのクォーツ、故障の原因が判りません。悔しいけど、ちょっとお手上げ状態。
でも、こうして作業机の上に置いて時々眺めていると、ハッ!と何かを思いつくことがあるものです。言い訳がましいけど。けりを着けなければ、他の作業ができません!
すみません、今回もブログのテーマからズレてしまいました。でも万年筆を使うためには、何か書くものが必要で、こじつけのようですが、その一つが手帳ということでお許しください。
それでその万年筆を引っ張り出してみたら、メジャーのペリカンが結構ありました。私はペリカンのスーベレーンが好きで、何本か所有してます。次回は、それらをご紹介させていただきます。
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