モンブラン万年筆のご紹介
前回に引き続き万年筆、所有しているモンブランをご紹介させていただきます。
万年筆といえば、いつかはモンブラン・・・とその筋でも認められていますが、文筆家でもないのに私も何本か所有しています。宝の持ち腐れとは、正にこのことでしょう。
左から、モンブランのポエム、32、320、マイスターシュテュック(ゴールド)、マイスターシュテュックシルバーボールペンです。どれもモンブランの冠雪をモチーフにした、天冠の白いマークが印象的ですね。
マイスターシュテュック・ポエムです。以前にも紹介しましたが、短めのサイズでポケットなどに差しておくのに都合がいい、小型の万年筆です。キャップはネジ込式で胴軸にもネジが切ってあって、書くときはキャップをそこへネジ込みます。インクは、ヨーロッパ標準タイプのカートリッジ式です。
ずんぐりしたボディーで持ちやすく、キャップを着けたときのバランスも良く使い心地は、大変よろしい。旅行の時などに持って行き、現地でいろいろ記録するのに使ってます。
那覇牧志公設市場隣のカフェ「あかさたな」。
2014年6月28日旅行最後の日、「あかさたな」でギンギンに冷えたジョッキのオリオン生ビールを飲みながら、モンブラン・ポエムで旅の日記を書きました。あては、白身魚の天ぷらです。
No32です。ずいぶん以前に生産は終了しています。
高校の時、友人が学校に持ってきて書かせてもらいました。その時は既にパーカーの滑らかさは知っていましたが、それにも増してペン先がこんなに小さいにもかかわらず、スベスベの書き味に感動しました。
尻軸を回してインクを吸引する、ピストンタイプです。その精巧なつくりにも、感動しました。軸のネジの部分は、透明で中のインクの量が確認できます。
モンブラン320です。32に比べペン先が大きく広くなっています。その分32より、字を書くときに弾力があって、指先への負担は少ないかもしれません。文字サイズは書かれていませんが、EF(極細)に近いF(細字)です。細字の割には、とても滑らかに書けます。こちらもビストンタイプで、胴軸と首軸の間が透明でインクの量が確認できるようになっています。
キャップは、クリック式でボディーに被せます。
マイスターシュテュックのキャップがゴールドのタイプです。多分、現行品です。インクの補充は、カートリッジ交換式です。マイスターシュテュック146よりは小型ですが、キャップとボディーのネジの部分が金属製でやや重い万年筆です。ただ、キャップを付けたときのバランスは良いので、字を書いていて腕が疲れやすいということはありません。
この万年筆は手に入れたとき首軸にヒビが入っていて、中のインクが漏れ出していました。ヒビに液体の接着剤を充填して修理し、インクの漏れを防止しました。一応使える状態です。メーカーへ修理に出すと首軸を交換することになり、最低でも確か35,000円以上かかると言われました。
この3本は、モンブラン万年筆とデザインはそっくりですが、「Whitehouse Cox & Cc.Ltd」の、左からシャープペンシル、水性ボールペン、万年筆で、西ドイツ製です。
シャープペンシルの芯は、1.2mmと太芯です。私は、太い芯のシャープペンシルが好きなので、とても気に入っています。手に入れたときは、芯を差し込む中の軸がボディーから外れていました。ただ単に胴軸に差し込むだけなので、簡単に修理できました。
水性ボールペンと万年筆、キャップのデザインは、モンブランとそっくりです。同じMade in W-Germanyなので、まあ・・・許されるか。メーカー名も、「MANTBLONC」???とかではないので。
水性ボールペンの替え芯は、オリジナルのものが無いので、他のメーカーの物を探しました。セーラーのジェルタイプの替え芯がピッタリだったので、これをセットしています。セーラーの水性ボールペン、書き味は抜群です。オリジナルの書き味はわかりませんが、たぶんセーラーの方が良いのでは。日本のメーカーのボールペン、油性、水性、ジェルタイプ、どれをとっても素晴らしいですから。
このところ「ほぼ日ブログ」・・・状態ですね。で、次は上野駅中文房具店にも置かれていましたが、巷ではフィルムのハーフカメラがちょっと流行りのようなので、そのご紹介にしようと思います。
カオスのマイルームから、サルベージしなければなりません。何があるのか、私にも把握できていません。
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