鉛筆とセルロイドの筆箱のご紹介
ヘミングウェイは小説の原稿を書くときに、消しゴム付きの鉛筆を使っていたそうです。モレスキンの手帳には、小説の書くためのいろいろな覚え書きがされていたそうです。因みに、小説の清書はタイプライター(コロナ社製)、手紙やメモは万年筆を使っていたそうです。
私も水彩画の先生(弟子というわけでは全くないのですが。)に個展や先生の作品が出されている展覧会へのお誘いのお手紙をいただきます。そのお礼の返信は、まず鉛筆で下書きして、その時などに鉛筆を使っています。失礼がないように、慎重に文章を校正するために。
手紙など、ほとんど書かないのですが下書きや、ちょっとしたメモなどには鉛筆を使っています。
セルロイドの筆箱です。
軽いのですが割れやすく、扱いを丁寧にする必要があります。
使っているただの鉛筆ですが、ちょっと変わったもの
下から、書いてから時間がたつと湿気を吸ってインクのように変質する鉛筆。書いてすぐだと消しゴムで消せますが、時間がたつと消せなくなります。軸に"NOBLOT INK PENCIL"、"A BOTTLE OF INK IN A PENCIL"インク瓶が一本、鉛筆の中にはいっていると書かれています。板坂元先生の新書”考える技術、書く技術”で紹介されていた鉛筆です。アメリカの物だと思います。
右の写真は、黄色のダーマトグラフ、紙鉛筆です。これも板坂先生の本に載ってました。昔は水性マーカーなどあまり普及していなかったときに、アンダーラインではなく、字の上から塗りつぶして使っていました。透明なので、書いてある字が黄色の蛍光マーカーのように、浮き上がって見えます。
左の写真、下から2番目の赤鉛筆も、湿気を吸って書いた字が紙に定着します。スワン/スタビロ ドイツの鉛筆です。
真ん中は、軸が合成樹脂で作られています。ステッドラー・WOPEX、これもドイツ製です。
上から2本は、青と赤青二色の鉛筆です。赤青2色の鉛筆は昔から使われていますが、今ちょっと流行っているようです。青色の鉛筆も最近よく使われているようです。2本とも、文章の校正などに使い勝手が大変良いです。
昔からある、アルミ製の鉛筆ホルダーです。鉛筆の軸が短くなったときに、持ちやすいようにするためのホルダーです。 今も小学生など、子ども用の文房具売り場に置かれています。今時の小学生も、鉛筆をこのようなホルダーに付けて使っているのですかね。昔は鉛筆が短くなっても、もったいないので捨てたりせずに、このようなホルダーに着けて使っていました。何となく、懐かしくて使っています。
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