左乳がん術後の放射線療法のあとは皮膚の治癒力が低下しているため、同部位を皮膚切開して心臓手術を行なう場合、創部感染や創部の縫合不全を引き起こす可能性が高いと考えられます。左乳がんに対する放射線療法は胸骨にも放射線がかかっている可能性があるため、術後の胸骨骨髄炎や縦隔炎の可能性もあります。
それを回避するためには、左乳がん術後であれば右側方開胸でアプローチすることで健常な皮膚、胸壁を切開して心臓にアプローチすることが可能です。当施設では弁膜症に対して通常行なっているMICS=低侵襲手術は右側方小開胸アプローチとしているため放射線療法を行なった部位を全く触ることなく手術が可能です。
他の方法として放射線皮膚障害の影響がある部位を避けるように正中を小さく切開して胸骨部分切開でアプローチして手術した症例もありますが、やはり、より進化した側方小開胸アプローチのほうが有利と考えます。
それを回避するためには、左乳がん術後であれば右側方開胸でアプローチすることで健常な皮膚、胸壁を切開して心臓にアプローチすることが可能です。当施設では弁膜症に対して通常行なっているMICS=低侵襲手術は右側方小開胸アプローチとしているため放射線療法を行なった部位を全く触ることなく手術が可能です。
他の方法として放射線皮膚障害の影響がある部位を避けるように正中を小さく切開して胸骨部分切開でアプローチして手術した症例もありますが、やはり、より進化した側方小開胸アプローチのほうが有利と考えます。