三島由紀夫 曰く
本当の悪党は犯罪を犯さない
善人 ほど犯罪を犯す
・・・・・・・・・・・・
善人 ほど犯罪を犯す?
よくよく考えてみれば
確かにそれもうなずける
犯罪を犯せばいつかは掴まる
本当の悪人は、リスクを避ける
リスクをおかしてまで悪い事をしない
純粋な人間
善人 ほど犯罪を犯しやすい
私の今までの経験を振り帰ってみると
悪いヤツ が犯罪を犯して掴まったり
身を崩したりしたという実例はあまりない
そういう連中は、悪事が暴露され
罪を問われたりしても、
致命傷とらない範囲を見極めている
それを、本能的に察知していて
微妙なところでコントロールしている
善 悪 とは結果論であり
その背景には計り知れぬ隠れた要因が潜んでいる
罪を犯さない 本当の悪人 と
罪を犯す 純粋な 善人
両者を比較するなら、
どちらのほうが 「 あの世 」 の尺度でみて
罪深いのだろうか?
これは昔、 私と同じ職場で働いていた
中島紀香さんという美人から聞いた話であるが・・・・
ある、ホワイトカラーの男性会社員がいた
彼は物凄く真面目で、一本気で、几帳面な青年だった
同じ事務所で働く女子社員が時々、冗談を言って
笑ったりすると、
「 〇〇 さん!! 仕事中に歯をみせないでください!! 」
と真剣な顔で注意した
それは、彼の仕事に対する責任感から来る 正義感 だったのだろう
こういう人間は、協調性や柔軟性はないが
律儀 (りちぎ) で堅実で 正義感が異常に強い人間であると思う
しかしながら、この男 最後は犯罪を犯して
解雇 となる
彼は、多額の会社経費を横領したのだ
といっても、その金は飲み食いに使ったり、
ギャンブルにつぎ込んだ訳ではない
彼は、知人の借金の 連帯保証人 になっていた
その知人が返済不能 となった
義務感の強い彼は困り果てた末
その、返済にために会社の金を横領したのだ
これは、律儀で真面目な人間ほど陥りやすい落とし穴である
義務感の強い、真面目な人間ほど
リスクを考えずに 不正 を行ってしまう
彼が本当の悪党なら
そんな割の合わないことはせず
他人を犠牲にしてでも、自分にリスクのない
方法を考えるだろう
でも、
法律的に見て、彼は罪を犯したことは確かであり
当然、法律で罰せられるべきである
法律や制度とは別の観点
「 あの世 の尺度 」からみたら
彼は、果たして 善人 なのか ?
悪人 なのか ?
「 心は、善人だが 行為は悪人 」
であると思う
心は あの世 (神の世界) の管轄
行為は この世 (物質の世界) の管轄
表裏一体であるこの2つの要素が
チグハグになっている
これ即ち
気の毒ななひと
ならば・・・・
「 心は 悪人 ・ 行為は 善人 」
のひと、 ( 即ち、三島由紀夫の言うところの ほんとうの悪人 )は
どいいう位置づけなのか?
私がおもうに、
最高に不幸なひと
親鸞聖人 が言われた
「 善人より、悪人のほうが救われる 」
とは、こういうことではなかろうかと私は勝手に解釈している
本当の悪党は犯罪を犯さない
善人 ほど犯罪を犯す
・・・・・・・・・・・・
善人 ほど犯罪を犯す?
よくよく考えてみれば
確かにそれもうなずける
犯罪を犯せばいつかは掴まる
本当の悪人は、リスクを避ける
リスクをおかしてまで悪い事をしない
純粋な人間
善人 ほど犯罪を犯しやすい
私の今までの経験を振り帰ってみると
悪いヤツ が犯罪を犯して掴まったり
身を崩したりしたという実例はあまりない
そういう連中は、悪事が暴露され
罪を問われたりしても、
致命傷とらない範囲を見極めている
それを、本能的に察知していて
微妙なところでコントロールしている
善 悪 とは結果論であり
その背景には計り知れぬ隠れた要因が潜んでいる
罪を犯さない 本当の悪人 と
罪を犯す 純粋な 善人
両者を比較するなら、
どちらのほうが 「 あの世 」 の尺度でみて
罪深いのだろうか?
これは昔、 私と同じ職場で働いていた
中島紀香さんという美人から聞いた話であるが・・・・
ある、ホワイトカラーの男性会社員がいた
彼は物凄く真面目で、一本気で、几帳面な青年だった
同じ事務所で働く女子社員が時々、冗談を言って
笑ったりすると、
「 〇〇 さん!! 仕事中に歯をみせないでください!! 」
と真剣な顔で注意した
それは、彼の仕事に対する責任感から来る 正義感 だったのだろう
こういう人間は、協調性や柔軟性はないが
律儀 (りちぎ) で堅実で 正義感が異常に強い人間であると思う
しかしながら、この男 最後は犯罪を犯して
解雇 となる
彼は、多額の会社経費を横領したのだ
といっても、その金は飲み食いに使ったり、
ギャンブルにつぎ込んだ訳ではない
彼は、知人の借金の 連帯保証人 になっていた
その知人が返済不能 となった
義務感の強い彼は困り果てた末
その、返済にために会社の金を横領したのだ
これは、律儀で真面目な人間ほど陥りやすい落とし穴である
義務感の強い、真面目な人間ほど
リスクを考えずに 不正 を行ってしまう
彼が本当の悪党なら
そんな割の合わないことはせず
他人を犠牲にしてでも、自分にリスクのない
方法を考えるだろう
でも、
法律的に見て、彼は罪を犯したことは確かであり
当然、法律で罰せられるべきである
法律や制度とは別の観点
「 あの世 の尺度 」からみたら
彼は、果たして 善人 なのか ?
悪人 なのか ?
「 心は、善人だが 行為は悪人 」
であると思う
心は あの世 (神の世界) の管轄
行為は この世 (物質の世界) の管轄
表裏一体であるこの2つの要素が
チグハグになっている
これ即ち
気の毒ななひと
ならば・・・・
「 心は 悪人 ・ 行為は 善人 」
のひと、 ( 即ち、三島由紀夫の言うところの ほんとうの悪人 )は
どいいう位置づけなのか?
私がおもうに、
最高に不幸なひと
親鸞聖人 が言われた
「 善人より、悪人のほうが救われる 」
とは、こういうことではなかろうかと私は勝手に解釈している
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