約15位年前の話ですが、
ある経緯があって、ある大学教授の
講演会のチケットを入手。
場所は、名古屋市内のビジネスホテルの会議室だった。
好き好んで聴きに行きたいとは思いませんでしたが、
ある義理があってチケットを買う羽目になり
お金を出したからには捨ててしまうのも勿体ない。
嫌々ながらも、参加することになりました。
この講演会では3名が喋りました。
○○大学教授、Mさん、
(この方は有名な方で「○○の暗号」とかいう
科学的という触れ込みで、疑似科学のような、
精神論みたいな本を書いているお方。)
ある宗教団体の運営する団体「栄○会」の雇われ会長Kさん。
K会長の助手と思われる30~40歳のR君。
1番最初に、K会長。
2番目にR君。
3番目にM教授。
1番目のKさんの講演の演題は、
確か・・「信仰」というような趣旨の演題だったと思います。
K会長・・・演題に上がると唐突に、
「政治家は死ぬ気で、命を懸けてやるとかいうけど、
未だかって切腹した政治家など見たことがない!!!!」
気迫あるどすの利いた声で言い放つ。
旧・民社統の春日一幸のような低音でハリのある
ドスの効いた声だった。
如何にも政治屋さんか総会屋さんの喋りかた。
聴くところによると、K会長は昔、ある代議士の秘書だったらしい。
なんだ???
このオヤジ・・・
場違いの話では???
ならば・・・???あんた三島由紀夫氏のように
切腹するのか???
と思った・・・
k会長に与えられた時間は1時間。
この1時間は、題目とはまったく無関係の話のみで、
地球温暖化防止に関わる環境問題に命懸けで
取り組んでいるとか・・・・自我自讃の嵐。
それが終わると、
K会長のあと喋るR君、M教授の
話す内容を事前に伝える為にだけ費やされた。
私は、くだらないプライドなどもっていないが、
そんな私でも、もしM教授の立場なら、
怒って帰ってしまうだろうと思います。
K会長のくだらない話がやっと終わると、
R君の番・・・
R君・・・・
「もう私の言うべきことはk会長がお話し下さいましたので・・・」
そのあとは少し困ったような表情でK会長が既に話した
話を繰り返すような雰囲気で、約30分の講演。
最後、M教授の番になった。
M教授の十八番は既に、K会長から聞かされている。
M教授・・・・
こんな馬鹿にされたような状況で怒らず真剣に
喋っている。
M教授の学者としての権威も疑ってしまう。
それとも、M教授、K会長に弱みでも握られているのだろうか?
ウサ太郎は帰るとき思った・・・
K会長・・・聴取をバカにしているのか???
ひょっとしたらアルコール中毒か???
なんだ????この妖怪オヤジ・・・・
人前で喋るのは100年早いのでは・・・
こんな妖怪みたいな男を
会長として雇っている団体にも不信感をもった。
宗教団体はこういう馬鹿者を偉い先生にしてしまう愚かさがある。
こんな人に対しても「 先生 」と呼ぶ義務が課せられる。