
黒狐兎犬が呟いた・・・

私が人に優しいのは、
嫌われるのが恐いから。
私が他人を批判するのは、
自分に対するコンプレックスが強いから。
そういう意味に於いて、
「優しさ」とは、自己防衛のバリア。
これはある意味「弱さ」
結果としてそれが人の役にたてば、
動機が不穏でもすべてよしでではあるが、
大きな意味での有害な側面もある。
心の優しい人ほど、不運になりやすい。
これは、「優しさ」の背後にあるものが、
コンプレックス、自己否定、自己嫌悪、
どうして・・・まさか・・・
あんな優しくて良い人が・・・・・
という事件はよくある。
このメカニズムを知らず、
美談の能書きを垂れる輩になりたくない。
ここが肝心。