函館発「団塊オヤジの独り言」

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文雄の仕事を振り返る(その1)

2022年12月29日 07時46分23秒 | 政治

今年も数日を残すのみである。

振り返ると、「聞く力」のある男に振り回されっ放しの1年だったなぁ。

「統一教会内閣」を一新するために内閣改造したはずの政治ごっこ劇場。

ところが、新しい人事でも統一教会との癒着や問題発言。

政治とカネの問題等で次々と大臣が更迭になって行く景色。

文雄は、どこまでも人を見る目のない男だなぁ。

「政治とカネ」に揺れた秋葉賢也復興相。

差別発言を繰り返してきた杉田水脈総務政務官。

辞表を提出したが、2人とも事実上の更迭、首切り人事で終了。

年の瀬も押し迫るタイミングでの交代劇が、何とも素晴らしい!

でも、その狙いは見え透いているねぇ。

聞く力もなく、決断できない男のお粗末過ぎるお仕事。

年末に安保3文書改定や来年度予算案の閣議決定等々。

重要な政治日程を捌きながら、悪戦苦闘の弥縫策ばかり。

一時は、年明けの通常国会直前に心機一転の名目で・・・。

秋葉・杉田の2人を含む複数人を交代させる人事を描いたらしいが、後任調整が難航。

年内に片を付け、年末年始の休みを挟む。

そうすれば、世間の関心が薄れるという計算も働いたらしい。

年末のどさくさに紛れて閣内を大掃除。

国民の批判を反らそうという魂胆のようだ。

ところで、ここまで判断が遅れたのも、文雄に邪な思惑があるかららしい。

某大学の名誉教授は、こう指摘する。

臨時国会中にも秋葉大臣を更迭できたはず。

だが、ズルズルと延命させたのは、4人目の辞任ドミノによる政権へのダメージを恐れたからだ!

杉田政務官に至っては、差別的な問題人物であることは初めから分かっていた。

それでも起用したのは、彼女が所属する党内最大派閥の安倍派に忖度したからだろう!

全ては、政権維持と党内基盤維持のためで、国民目線は皆無と言える!

厳しい指摘だが、正鵠を射ているなぁ。

そもそも自民党は、「東北の復興なくして日本の再生なし」を掲げていた。

文雄親分も昨秋の衆議院選と今夏の参議院選で、福島を第一声の場に選んで来た。

それなのに復興大臣は、誰でも良い景色に変貌。

被災地軽視に加え、来年度予算案を決めた直後に復興大臣を更迭。

通常国会で後任の大臣に復興行政を巡る予算審議を任せる。

なんとも国会軽視も甚だしいねぇ。

美しい国をどこに連れて行く気なのだろうか?・・・(続く)。


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