東京都内の新型コロナウイルスの感染者数。
それを人工知能(AI)で予測している名古屋工業大の研究グループ。
都内での「第8波」のピークを予測した。
予測では、東京、新宿など主要駅の人出やワクチン接種率の推移。
あるいは、SNSで「忘年会」といったキーワードの発信状況。
こんな過去のデータをAIで分析。
来年2月までの感染リスクの増減を加味して、将来の感染者を算出。
その結果、来年1月14日頃にピークが到来するとの予測である。
1日当たりの新規感染者(1週間平均)は、第7波並みの約3万1,000人。
感染力が高い変異株が流行すれば、1日当たり6万人に達するとか。
変異株「オミクロン株」の系統「BA・5」が主流となっている今。
この現状が続く等、ウイルスの感染力を今後も同じ条件だと仮定した予測では・・・。
第8波は11月20日以降に本格化する。
12月25日から3週間ほどは、クリスマスや忘年会、新年会、帰省等々。
そんな影響で、1日当たりの平均感染者は約2万8,000~約3万1,000人と高い水準になるようだ。
主流系統が替わって「感染力が1・2倍」という条件では、こうだ。
1月13日に約3万6,000人となり、第7波のピーク(約3万3,000人)を上回る。
やれやれ、凄いことになりそうだねぇ。
分析した同大の教授は、こう言葉を繋ぐ。
年末年始の医療逼迫が懸念され、一人ひとりの感染対策が必要・・・。