函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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どうなる?電気料金(その2)

2023年04月10日 07時07分57秒 | 暮らし

ところで値上げ申請中に電力業界の不祥事が続発した。

大手電力では社員らが、カンニングをしていた。

子会社の送配電会社等が持つ競合する新電力の顧客情報。

それを不正に入手し、一部は営業活動に使用。

また、「お互いのエリアの客には手を出さない」。

そんなカルテルも、公正取引委員会から指摘される始末。

不祥事続きの電力会社の値上げを、そのまま認める。

すると今度は、批判の矛先が経済産業省に向けられる。

だから再計算で圧縮する展開になったとも言われる。

ところで今回値上げの圧縮幅は、各社バラバラ状態。

それは、エネルギー源に秘密があるそうな。

圧縮幅が最大だったのは、東京電力でマイナス11.7ポイント。

一般的な家庭のモデル料金は、現行の9,126円。

それが11,737円に上がる計算だった。

しかし再算定したら10,684円となり、1053円の圧縮。

東電の圧縮幅最大理由は、「LNG=液化天然ガス」頼み。

ところが直近3か月は、LNG価格が下がった。

そのため、値上げ幅を抑えられたそうな。

一方、石炭頼みの電力会社は、石炭価格が上昇。

値上げ幅が拡大したのは、北陸電力だという。

電力の価格には、難しい問題が内包しているようだねぇ。


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