2025年に開催予定の大阪・関西万博。
それを巡って誤算が相次いでいるようだ。
運営主体の「日本国際博覧会協会(以下、万博協会)」。
参加国・地域が出展するパビリオン。
その建設を一部代行する検討に入ったんだって!
自前の施設を建設予定の約50カ国・地域。
これらは、いずれも着工に必要な手続きが未完了。
日本側主導で準備作業を加速させるそうな。
運営費は、こんな大誤算だよ。
当初は809億円と想定していたが、物価高や警備強化の影響。
そんなことで500億円も膨れて、1,300億円まで増える見通し。
入場料は、2019年に博覧会国際事務局(パリ)に申請時。
当時のレートで44ドル(約5,000円)。
しかし運営費の高騰で大人7,500円に引き上げ。
来場者数は、当初から2,820万人を想定していた。
入場料を7,500円に値上げしても、何故か3,036万人が来場。
1,253億円の収入を見込んでいるそうな。
7月6日には、関西の有力企業で構成する関西経済連合会が・・・。
加盟企業に、1社あたり15~20万枚の前売り券を購入要求。
前売り券は大人6,000円で、購入額は1社あたり約9~12億円。
所属する企業17社が購入すれば、合計額は150~200億円。(続く)