函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

絶えないイジメ

2015年07月15日 06時05分15秒 | 暮らし
またしても少年の痛ましい事件が起きた。

岩手県で中学2年生の男子(13歳)が、電車に飛込んで自殺。
その死亡した生徒が、4月からクラスの担任と交わしていた・・・。
生活記録ノートなる全容が明らかになったが、読んで愕然。

生徒は、学友の暴力や体調不良を繰り返し訴え続けていた。
助けを求めるSOSが克明に記されていた。
2年生としてのスタートを切った4月。

書き出しは、学年がスタートした。この日を大切に出だし良く、終わり良くしたい。
それが4月中旬には、異変に突入。
いかれてるとかいわれ、けっこうかちんと来る。
やめろといってもやめない。
学校が、またつまんなくなってきた。

その後、徐々に体調不良を訴える等など・・・。
具体的ないじめの記述や心理的不安も書き始める。
孤立感を訴える記述も出てきた。

あぁ、それなのにそれなのに担任の先生は、気づかない?
?5月3日には、けんかしました。ボクはついに、げんかいになりましたと綴る。
6月5日には、担任に直接助けを求める記述。

次やってきたら殴るつもりでいきます。そうなるまえに、ボクを助けて…。
6月28日には、生きるのにつかれてきた。氏(死)んでいいですか。
6月29日は、ボクがいつ消えるかはわかりません。
もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね。

これに対して担任は、学校行事についてのコメントしか書いていない。
なんじゃ、この担任の危機意識!!
そして7月5日、生徒は祖父に「買い物に行ってくる」と言って・・・。
外出したまま不帰の人に・・・。

こんな痛ましい事件でも校長センセイは・・・。
ノートの内容について担任から報告がなかった、とする。
担任は、体調不良だとして仕事を休む・・・。

何ともノー天気な教育現場であることか。
これじゃ、2013年に制定の「いじめ防止対策推進法」。
そんなものは、絵に描いた餅である・・・。

子供を守れない弱腰な教育現場の実態を知って・・・。
悲しさを通り越して、情けなさがつのる・・・。

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