何ともやりきれない事件が、手記として出版された。
1997年2月から数ヶ月、神戸市内で連続発生した凶悪事件。
被害者の口に酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)名の犯行声明文を挟む。
その残虐さと特異性で、世間を震撼させた事件だ。
その加害男性(33歳~事件当時14歳)が、書いた手記「絶歌」。
そんな書籍が、皮肉なことにベストセラーになっているそうな。
遺族は、出版中止と回収を求めた。
被害者感情としては当然の対抗措置だろう。
ところが出版社は、社会的な意味があるとして増刷を決めた。
表現の自由を盾にして金儲け?
出版する意義があるとの主張は、あまりにも悩まし過ぎる。
人を殺めていながら、少年時の犯行だから成人になっても匿名。
出版するなら実名で出版すべきでないのか?
残虐な事件を手記にして、印税が入る。
そんな加害者を守る保護法益は、どこにあるのだろうか?
書店も図書館も、こんな手記の販売や備品として置くかどうか。
揺れに揺れ動いているようだ。
人を殺めて金儲けと言ったら言い過ぎか?・・・。
世の中が、逆さまに見えて来た・・・。
1997年2月から数ヶ月、神戸市内で連続発生した凶悪事件。
被害者の口に酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)名の犯行声明文を挟む。
その残虐さと特異性で、世間を震撼させた事件だ。
その加害男性(33歳~事件当時14歳)が、書いた手記「絶歌」。
そんな書籍が、皮肉なことにベストセラーになっているそうな。
遺族は、出版中止と回収を求めた。
被害者感情としては当然の対抗措置だろう。
ところが出版社は、社会的な意味があるとして増刷を決めた。
表現の自由を盾にして金儲け?
出版する意義があるとの主張は、あまりにも悩まし過ぎる。
人を殺めていながら、少年時の犯行だから成人になっても匿名。
出版するなら実名で出版すべきでないのか?
残虐な事件を手記にして、印税が入る。
そんな加害者を守る保護法益は、どこにあるのだろうか?
書店も図書館も、こんな手記の販売や備品として置くかどうか。
揺れに揺れ動いているようだ。
人を殺めて金儲けと言ったら言い過ぎか?・・・。
世の中が、逆さまに見えて来た・・・。