函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

「歌う」と「唄う」

2019年02月22日 04時36分37秒 | 音楽
三橋美智也さんの美智也節に嵌ってから、フト思うことがある。
表題の「歌う」と「唄う」である。

辞書によれば、「歌う」と「唄う」の意味は、
1. 音楽的な高低・調子などをつけて発声する。
2. 詩歌に節をつけて朗読する。
3. 鳥がさえずる。鳴く。
と説明がある。

音楽に関しては、「歌う」「唄う」のどちらも音楽やリズムに関係。
「歌う」は、前述の1~3の全般的な意味で使われる。
「唄う」は「歌う」と同様に、1~3の全般的な意味を指す。
あるいは、民謡等の語り口調のものに限定して使用される。

という曖昧な表現だが、なぜ「歌う」と「唄う」の2種類ある?
一説には、歌うは西洋的であり、唄うは日本的という説もある。
つまり「歌」というのは、いわばメロディー。

対して「唄」は、もっと原始的な節をつけ言葉を発する。
そんな意味になるとする。

また日本に「ト音記号」や「8分音符」が輸入されたのは・・・。
明治以降のごく最近のことという。
それまでは、ドレミファソラシドは、なかった。

なので、ドレミファソラシドのメロディーの音楽をうたう時は・・・。
「歌う」という漢字を使う。
対して大衆の間での伝承や創作された原始的な節と言葉。
それを発するものは、「唄う」と表現されるという解説もある。

悩ましい問題が底流に渦巻くが、結論はこんな曖昧決着でどうだろう?
歌をうたう時は、我うたいやすく、人聞きやすければいいんじゃない?
まぁ私は今後、「歌う」を使いますね・・・。
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