函館発「団塊オヤジの独り言」

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かけそば学園vs今治市

2017年06月20日 04時05分06秒 | オヤジのつぶやき
かけそばことK学園は、学園商法とまで言われ始めた昨今。
K学園は、大学誘致に熱心な首長に補助金等でバックアップして貰う。
そんな手法で学校事業を拡大してきたと言われる。

今回の獣医学部を創る予定候補地の愛媛県今治市。
同市では、学校用地として37億円の土地を無償譲渡。
校舎建設費は総額192億円のうち、補助金として上限64億円を支払うことも決まっているとか。

今治市の担当者は、建設費の総額192億円は、K学園から図面と金額を示されただけと言う。
積算根拠の書類もないと言うから二重に驚く!
はぁ~、なんじゃこりゃ?杜撰などんぶり勘定は?

今や全国の大学は、厳しい経営を余儀なくされているところも数多ある。
そんな厳しい現実の中で、話題満載のK学園の獣医学部は・・・。
開部しても学生をうまく集めれるのだろうか。

本件の国家戦略特区で獣医学部の新設には、今治市長と前愛媛県知事。
このお二人が、旗を振って汗した経緯があるらしい。
いろんな会議では、繰り返し獣医学部新設の必要性を訴えたとか・・・。

また、安倍クン、今治市長、前愛媛県知事には、こんな共通点もあるそうな。
右派団体「日本会議」の活動に参加・・・。
そして前愛媛県知事は、「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」の実行委員長。

いやはや、なんともベッタリの関係であることか。
と言うことで、獣医学部新設に反対する今治市民の中には・・・。
本件の計画に危機感を抱いている市民も多いようだ。

この獣医学部の定員は160人で、他大学の平均の約3倍。
就職先が確保できなければ受験生が減って、大学経営が難しくなる厳しさが待ち構える。
また、学部設置の可否を審査している文部科学省の大学設置・学校法人審議会は、こうも指摘する。
教員には、若手と65歳以上の教授が多いこと等も問題・・・。

K学園の運営が暗雲に乗り上げておかしくならなければいいが、と案じる次第。
一方の今治市の負債は、既に900億円以上と来た。
色気を出し過ぎて「第二の夕張」になりかねない。

そんな不安も取り沙汰され始めた「かけそば騒動」の延長線上である・・・。

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